くそったれ人生におさらばぽんぽん

日々とお笑いに関する戯れ言

名前を出せない芸人さんに関する戯言

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追記(2021.4.23)

この記事を書いた翌日、ご本人からTwitterアカウントを鮮やかにブロックされるのであった。ちーん。こんな形の応援を拒絶する彼のブレない姿勢にリスペクトが止まらない。今後とも舞台に通いますし、一生応援します。

ただこれだけは言わせてくれ、ほんまに好きやってん。

 

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POISON GIRL BANDについて語る(前編)

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水曜日の∞ホールは雨の日が多かった。

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はじめに

去年のM-1マヂカルラブリーが優勝してから、Twitterというものを本格的に使いだした。

マヂラブに関する情報が追いきれなくなったことや、新しくマヂラブファンになった方たちに、自分が知っている情報を宣伝してファンを増やしたかったからだ。

なので、マヂカルラブリー最推しだと思われているだろうが、実はマヂカルラブリーのファン歴はかなり浅い。

結成当初から『知っている』というだけで、舞台に足繁く通ったのは、最初期の2008年~2010年の間だけなのである。しかもマヂラブ目当てに通ったというよりは、お金がなかったけどお笑いが見たかったから地下劇に行っていた感じなのである。

だから、野田アイドル時代には「そういう系になっちゃうんだ……」と勘違いをして、興味を失ってしまったし、『かんみのだ』なども、真剣には見ていなかった。今思うともったいないけどね。

だからそれ以降は、2017年のM-1決勝でマッチョになった野田閣下を見るまで、最熱することはなかった。その最熱ぶりが、凄まじかったというだけなのだ。それまでは時折、魔法のiらんどで安否確認をしていただけ。大宮には行ったことすらない。

 というわけで、私の本当の最推しは言うまでもなくPOISON GIRL BANDである。人生の半分くらいの、濃密な時間を過ごしている。

 彼らの魅力に関しては、一日中語りつくしても語りつくせない。先日Twitter上でPOISON GIRL BAND(以下、ポイズン)のことを語りだしたら、こりゃもうフォロワー全員のTLがポイズンで埋まるなという予感がして、そっと画面を閉じた。

その位熱を持って応援しており、私にとっての唯一「古株ファン」と恥じらいなく名乗れるお笑い芸人でもある。

というわけでこの記事ではその「源流」ポイズンについて、思いのたけを綴ってゆく。 

目次

  1. POISON GIRL BANDとの馴れ初め
  2. 渋谷∞ホールに通う日々
  3. AGE AGE LIVE
  4. 新宿ロフトプラスワン
  5. 東京シュール5の立ち上げ
  6. テレビ出演の減少
  7. 神保町花月

POISON GIRL BANDとの馴れ初め

ポイズンを初めて知ったのは、いつかはよく覚えていない。

高校生くらい、2003年頃に見たエンタが初めてだったのかもしれない。

でも強烈に印象に残ってファンになったのは、2004年のM-1グランプリである。

ネタは「中日オレ」。

入りはいたって普通の会話だ。

「今年のセリーグは、中日が強かったね」

とかいう、ごく普通の若者の会話である。

しかし次の瞬間、阿部ちゃんが

「今年の中日はなんたって帽子が似合ってたもんな」

と、なぜか帽子が似合ってたことを強調する。

で、吉田さんもそれを否定せず

「確かに似合ってた」

と便乗していく。

そしてその後も阿部ちゃんのボケにツッコまないまま、どんどんと二人だけで世界観がねじ曲がっていく。

 当時の映像を振り返ると、西川きよし師匠が、笑うでもなく厳しい顔をするでもなく、目を見開いて二人の漫才を集中して見ているところが映っている。

私も、全く同じ顔をしていたと思う。ひと笑いもしなかった。

それは面白くないとかじゃなくて、このとても斬新な言葉のやりとりを理解しようと脳が必死になっていたからである。

 それまでの私は、熱心なお笑いファンというわけではなかった。

家庭の教育方針で、小学校のうちは一度もお笑い番組を見たことはなかった。小学校の時代、私の中で触れてきたお笑いとよべるものは『魔法陣グルグル』くらいだった。

しかし中学に入って、家庭の規制もゆるくなってきて『ガキの使い』を見るようになり、松本人志さんや板尾創路さんのファンになった。

そして、多くの松本病患者の例にもれず『遺書』『シネマ坊主』といった著書を読み耽り、そのカリスマ性に憧れた。

M-1グランプリが始まってからは、家族で見て、なんとなーく「中川家さんってすごいよね」とか、「麒麟さんの漫才は文学的で良いね」とか、ありふれた感想を述べながらも、松本さんしか見ていなかった気がする。

 2001年当時は、まだお笑いは関西の文化だったので、関東の人間はどうしてもアウェイだった。2001年のおぎやはぎ然り、滑って当然みたいな雰囲気だった。そんなアウェイすぎる文化を、自分の価値観で評価できるわけもなく、松本さんがどう評価するかだけが、『漫才』という曖昧な芸事を評価する唯一の指針だった。

 しかし、2004年に突然現れたポイズンだけは違った。彼らの漫才でやっていることは、自分の中にある要素だったのである。

 私は面白いことなんて何一つ言えなかったけど、姉や気の合う友達と、言葉遊びのようなボケ合いの会話をするのが好きだった。例えば、以下のようなものである。

 

私「知ってる?シロクマの毛って、ストローみたいに中が空洞になってるんだって」

姉「へえじゃあ本当はシロクマの毛って白くないんだね、透明なんだね」

私「だから、もしかしたら私もシロクマの毛の中に入れるかもしれないと思うんだよ」

姉「でもシロクマの毛の中に入ったらさ、狭くて大変じゃない?ほら、藻とか生えてるし、臭いし」

 

そういう感じの会話をよくしていた。

二人とも声が小さかったので、関西の人がやってるようなツッコミができるわけがなく、ひたすら相手のボケに乗っかっていく会話をしていた。

それをお笑いと呼べるものとは思っていなかった。

でも、彼らはそのひねくれた日常会話のレベルを極限まで高めて、間の取り方などのテクニックを駆使し、なおかつ日常会話っぽさを崩さないまま『漫才』として完成させていたのである。

 

阿「お前、『鳩』知ってるか?」

吉「うん知ってる。俺はお前に言ってなかったけど、『鳩』を知ってるんだよ」

阿「『は』に『と』で『鳩』な」

 

2004年のM-1ネタの、この下りが、とても好きだった。声のトーンを挙げるわけでもなく、大きな動きをするわけでもなく、ただ当たり前の世界観をねじ曲げているだけだ。こういったやりとりは以降の二人の漫才でも度々登場する。この面白さを言葉で説明するのは非常に難しいので、Amazon Primeに加入している方は、2004年の回を見てほしい。

 とにかくそこからすっかりポイズンの虜になった。といっても、そこから二人をライブで見に行くようになったのは、それから4年くらいたってから。大学の終わりとか社会人1年目とか、そのあたりである。

渋谷∞ホールに通う日々

その後もポイズンはM-1の決勝に何度か進んだが、そのたびに最下位になった。

毎回、最下位になって、ライトなお笑いファンからは「クソ滑り芸人」という認識をされるものの、芸人さん本人やコアなお笑いオタクからの評価はとても高かった。今でいう、ランジャタイみたいな感じなのかな。

お笑いオタクの間では、ボケで「今年はポイズンが優勝する」ってフレーズがよく使われてた。

そのお笑いオタクの言い草には、「ライトなお笑いファンにポイズンの素晴らしさが分かってたまるか」という世に対する反逆心も、多少なりとも含まれていたと思う。

2008年くらいからは、同じような言い草で「今年はマヂカルラブリーが優勝する」と言い始めることとなるのだが、またそれは別の記事で話したい。

 お笑いライブに行くようになった転機は2006年である。有明にあった吉本無限大ホールが、渋谷に移ってきた。

2007年からは、月曜日から金曜日まで、無限大でナビゲーターを決めてトークする時間帯が設けられた。

水曜日のナビゲーターにポイズンが選ばれ、それは無料で見ることができた。

大学生のころは貧乏だったから、ルミネなどに見に行くお金もなかったので、無料でポイズンに会えるなんていうのは、もう夢のような世界だった。

 私は無限大に通うようになり、二人のトークにどんどんのめり込んでいった。

ローテンションな日常会話で、たいしてお笑いらしいこともしていないはずなのに、ものすごく面白くて、ものすごく心地よい時間だった。ポイズンがトークを担当した水曜日は、雨の降る日がとても多かった。講義終わりに傘をさして毎回通った。

今となってはもう恥ずかしい思い出だけど、出待ちもたくさんして、それはもうお世話になった。

柔らかい物腰と純真無垢な笑顔を持った阿部ちゃん。

舞台と全く変わらないテンションで話しかけてくれる吉田さん。

阿部ちゃんとは写真をとってもらう程度だったけど、吉田さんとはたくさんお話をした。

自分の学生生活のことや職業のこととか、ジブリの話とか、スポーツの話とか、いろいろ。

吉田さんの誕生日などに、時たまプレゼントを送れば、ひっそりと公式ブログの写真の端切れにそのプレゼントを忍ばせてくれる。吉田さんはそんな粋な男だった。

 同じポイズンを推しているファンの方とも仲良くなった。

みんなポイズンと同じような、柔らかい雰囲気を持った人たちだった。

そんな充実した出待ちライフを送っていたある日、無限大から、私服姿の、とんでもなく美しい少年が出てきた。

その少年は吉田さんに「お疲れっす」みたいに頭を下げて去っていったが、私には一瞬それが誰だか分らなかった。そして彼が去った後に気が付いた。「野田君だよ」って。

結局それが私がマヂラブに興味を持つ一つのきっかけとなるわけだが、なぜ、そこですぐに野田君だと気が付かなかったのかとか、そういうことはまた別に記事で語りたい。

とにかく大学の講義終わりに、友達とポイズンに会いに、傘を差しながらひたすら渋谷まで通う水曜日が、当時の私の青春のすべてだった。

AGE AGE LIVE

当時の渋谷無限大ホールではAGE AGE LIVEという、若手芸人中心のライブも開催されていて、そこではもう今では大スターとなった芸人さんもたくさん知ることができた。

 代表的な人たちだと、ピース、ノブコブ、トレエン、もう中、ライス、囲碁将棋、そしてマヂカルラブリー

そのほかもグランジポテト少年団、ブロキャス、チーモンミルククラウンなど、知る人にはたまらないメンバーがたくさんいた。

始めこそポイズンが目当てであったが、新しいお笑いの形に触れるにつれてだんだんと『箱推し』になっていった。

新宿ロフトプラスワン

大学を卒業して社会人になると、無限大ホールに通いつつも、1公演1000円くらいの地下劇場などに通う余裕も出てきた(まだルミネに通う余裕は出てきていない)。

なかの芸能小劇場にはよく通ってて、そこによく出てたマヂカルラブリーを見るのも楽しかったし、名前もしらない若手芸人さんたちを見ることも楽しかった。

地下劇場の中でも、お財布と相談しながら頑張って通ったのが、新宿ロフトプラスワンである。

地下劇場と言っていいものかわからないくらい有名だけど。いわゆるサブカルの聖地というやつである。

AV女優とか、出所した田代まさしとかの前科者が出ていた。ちょっとここには書けないような、エログロバイオレンス、えっぐいイベントとかもやってる。

そんなわけ普通の人には近寄りがたい雰囲気があったが、ダンサーとなった姉が演者として出ていたつながりもあって、私にとっては身近な場所だった。

 そこに、ちょくちょくポイズンやカリカが出ていた。ほとんどがオールナイトのイベントである。

吉田さんが結成した「東京大吾組」というメンバーでのイベントは、グランジ佐藤大さんや、スリムクラブの真栄田さんといった面々とともに、だらだらとお酒を飲みながらトークする。

オチもフリもないたわいもない話が繰り広げられていたけど、こちらもそんなに真剣に聞くわけでもなく、その辺にいる誰だかわからない人とお酒を飲みながらお喋りをしている。その気張らない空間がたまらなく心地よかった。

 たまに阿部ちゃんがロフトプラスワンに出る時もあった。2丁拳銃の川谷さんが発起人となった映画同好会のイベントである。

川谷さんの映像技術はすごい。若いころの野田さんの出演したサイレントムービーもあった。

ロフトプラスワンではみんなで映画の話をずっとしていたが、こっちもベロンベロンになって仲間と談笑していたので、内容はあんまり覚えていない。くだらなくてエロい話ばっかりだったような気がする。

 楽しかった大学生活から一変、社会人になってから、色々とイヤな出来事が重なるようになった。

でもそうやって時たま、芸人さんたちと、言っちゃ悪いけどあまり稼ぎもなくて生活に困窮しているような人たちと一緒に、ベロンベロンになりながら、ゲラゲラ笑いあう時間は最高だった。

一文無しでも楽しそうに過ごしてる人はいっぱいいる。自分も、こんなに笑えてりゃ大丈夫だな、って思った。

嫌なことがあっても、人生を真剣に考える必要はないと思った。ハイロウズも言ってたように、最悪でも死ぬだけなのである。

 そんなこんなで、うまく説明はできないけど、ロフトプラスワンは今でも大好きな場所であり、私にとっての聖地で、思い出深い場所である。

東京シュール5の立ち上げ

さらにポイズンファンにとって大きな転機となった出来事は、東京シュール5の立ち上げである。

2008年2月、カリカ、犬の心、ライス、しずる、そしてポイズンで『東京シュール5』というユニットが組まれることになった。

東京シュール5のライブは2008年~2010年くらいまで、毎月開催されたが、チケットは毎回1分で完売、買えないときは立ち見で見ることも多かった。理由は明快、とんでもない天才ぞろいのメンバーだったからだ。

 今はカリカ、犬の心は解散したものの、他の面々は各々で活躍を見せている。家城さんはラジオパーソナリティーとしての才能を開花させ、ライスとしずるはお笑いと演劇の隙間のような界隈で、現役バリバリでとてつもない実力を発揮している。

 彼らは新しい東京のお笑いを生み出す人たちであり、かつ実力もある人だったので、そのカリスマ感はすごかった。

あのアルコ&ピースも、「6番目の東京シュール5になりたい」といった発言をしていたほどである。

その活躍ぶりは関東にとどまらず、関西にまで知れ渡り、関西での公演も行われた。しずる繋がりで、ジャルジャルがゲストで来た回もあった。

 この東京シュール5に通ううちに、ポイズン一色だった私の目の曇りがとれ、ようやく完全に『お笑い箱推し』となった。

すさまじいカリスマ性で皆を引っ張るカリカ家城さんには、とてつもない色気があったし、カリカ林さんのサイコなぶっとび具合、元犬の心押見さん(現・おしみんまる)の国宝級のイジられ愛されキャラ、元犬の心池谷さんのよく通る声と純粋でくったくのない笑顔、しずるの村上さんと池田さんの繰り広げる毒のある世界……そして、何と言っても、ライスである。

 ライスは紛れもなく天才だった。本当に腰の低い天才だ。

田所仁という天才作家と、関町知弘という名プレイヤー。キングオブコントでの優勝は必然としか言いようがないのに、今では何かしらと「売れてない王者」とネタにされる。

そんなイジられキャラが、テレビだけの偽りのキャラクターであることは、ライスのコントチャンネルや、今週開催される、ライス・しずる・サルゴリラによる「メトロンズ」の公演を見に行けば、一瞬で理解することだろう。

 

metronz.jp

「売れているから天才というわけでもないし、売れないからと言って天才じゃないわけでもないんだ」ということを体現したのが、ライスである。

 そして、ポイズンも、それを体現した一組だ。

東京シュール5の中でのポイズンの立ち位置は、決して目立つものではなかった。どちらかというと「和み」だった。

ユニットコントなどでは、二人ともボケに回ることもあれば、阿部ちゃんだけがぶっとんでいることもあった。

でもあくまで補助的というか、ライスやカリカ、しずるの影の役割を担うことが多かったと思う。

この時点で、今後ポイズンがお笑い界においてどんな立ち位置を担っていくか、徐々に見えてきていたような気がする。少なくともプレイヤーではないんだな、ということは、分かってきた。

テレビ出演の減少

2004年には、年間80本くらいテレビに出ていたポイズンだったが、2010年以降は、THE MANZAIなどの賞レースを除いてポイズンがテレビに出ることはほとんどなくなった。

吉田さんは「Scool of Lock!」というラジオのレギュラーを、カリカ家城さんに次いで引き継いだり、倉本さん繋がりで「シャキーン!」という子供番組に出演することはあったが、表立ってテレビに出ることはほとんどなかった。

それも必然で、テレビで彼らの姿を見ると、ファンの私たちでさえ違和感を覚えていた。テレビのにぎやかな雰囲気にマッチした人たちではなかった。

神保町花月

その代わりに、吉田さんの神保町花月での舞台での活躍が目立ってきた。

あまり知られてはいないが、演劇をやっていた時期の神保町花月の立ち上げ公演の主役は、ポイズンである。

さまざまなお芝居で彼らを見たが、見た目だけで強烈なインパクトのある阿部ちゃんはともかく、吉田さんは、プレイヤーの立場にはあまり向いていないなと思った。

代わりに、吉田さんは脚本と演出ですごい存在感を示していた。

吉田さんの脚本には安定感があったし、独特の色もあった。ループものだったり、メルヘンだったり、サイコだったり。

いわゆるオタクチックではない、大衆受けするシュールさがあった。

そんな吉田さんを見ていると、彼は脚本家とか、放送作家とか、そういう方向性が向いているんだなということは素人目にもわかった。

 

 

ここまでが大体2004年から2010年くらいまでの私とポイズンの歩みです。

長くなってきたので2010年~現在までのポイズン歴は、後編に回します。

読む人はあんまりいないでしょうが、これからも続けていきます。

 

 

そしてまた次回詳しく書きますが、吉田さんのnoteの記事「もしもM-1グランプリ2001が1本の漫才だったら…」は、正気の沙汰ではない出来となっています。

今後続けられていくポイズンの新しい試み、「60分漫才」の経験が軸となっていることがよくわかる素晴らしい記事です。

記事を読んで気になった方は、ぜひ↓こちら↓もお読みください。無料の文字漫才もありますよ。

note.com

本当にそうだな、って思った【つり革につかまらないライブを見ての戯言】

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野田が筋トレをたっぷりやりたいらしいからHGと野田が筋トレしまくれるように「野田とレイザーラモンが120分吊り革につかまらず、オズワルドが雑魚寿司を食べ続けるライブにツッコみ続ける村上」(4/18 18:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

 

※この記事は筋肉好きの著者が勢いに任せて書いただけのただの戯れ言です。ライブレポを書こうとしましたが、興奮しすぎてレポートにするのが無理でしたので、配信を見ながら書いたものをそのままのせます。良質なライブレポートはたくさん転がると思うので、他を当たってください。まとめてないんですごい文字量です。主観しか書いてないです。一部毒づいている部分があり反転をしています。

それでは用意はいいですか?始めますよ。

 

 


【オープニング】
村上さんと野田さんコスのRGさんとでつり革ネタが始まる。野田さんもやってきて、野田さんコスのRGさんと二人で電車にゆられて、野田ゲーの二人対戦っぽさが漂う中でのライブ幕開け。そのうちHGさんも電車に乗車する。そして野田さんに筋トレさせたがる。トレーニング前はアルギニンとカフェインを摂取する。「興奮作用(アルギニン)と脂肪燃焼作用(カフェイン)が働いて」と非常に科学的に説明してくれるあたりから漂う筋トレ愛。これはもう最高のライブだなと一瞬でわかる幕開けです。

 

【アームカール】
まず12.5キロのアームカール。肘をうごかさないように固定して前腕を使いダンベルを上下させる上腕二頭筋トレ。12.5だと初期のトレーニングのレベルだけどそれでもかなり重いはず。片腕でやるのはコンセントレーション(集中的な)アームカールってやつらしい。これも聞く話だとフォームが色々難しいらしいのですが、さすが野田さん、すぐに正しいフォームで取りかかる。その前にしっかりと器具の安全性をチェックするHGさんもさすがにプロです。安全第一。

村上さんも挑戦する。野田さん「チーティングからのネガティブな」ってそれ誰もわからんわ。でもあとでちゃんと説明があった。反動を使って(チーティング)、筋肉を伸ばして物を下ろすときの動作(ネガティブ)である。ちなみに筋肉を縮めて物を持上げるときの動作は「ポジティブ」ね。チーティングからのネガティブは、反動で自分の持てる重量以上のものをグイッと持ち上げてしまって、ゆーっくりと下ろして筋肉に負荷を与えるときのやり方。腹筋でガバッと起き上がって身体を下ろすのをとてもゆっくりにするときの負荷をイメージすると分かりやすいかも。重量は増えていき17.5に。HGさんさりげなく持ち上げてるけど初心者からしたらかなりの重量ですよ。5才児を片手で持ち上げている感覚です。

 

【ハンマーカール】
今度はハンマーカール。アームカールとは違い、両腕ではなく片腕ずつやって前腕と上腕二頭筋を鍛えるトレーニング。シンプルに見えて肘の角度などのフォームがめちゃ大事だったりするらしいんですが、手慣れた手つきでこなす野田さん。めちゃきつそうだけど「自分に負けるなー!!」などのアドレナリン出そうなHGさんの声かけにテンション上がるね!これ野田さん嬉しいだろうなぁ。

野田さんは明日は8時起きでターザンの取材らしい!ナイスタイミング~。

ハンマーカールはマジできついトレーニングなので見てると応援したくなる。仲間からの励まし、会場からの拍手も後押しして無事限界までやりぬく野田さん。これは一体感あって楽しい~!!こういうライブが見たかったのだ!!

 

【雑魚寿司タイム】
ここでオズワルドが雑魚寿司を買ってご乗車。オズワルドが入ってくると会場の雰囲気が一気に和む。サスペンダーにコミカルな外見、70年代のまったりした楽曲が今にも流れてきそうな雰囲気のコンビだ。筋トレの世界から最も遠い雰囲気の存在かもしれない。「俺の口のなかを雑魚寿司で埋めるな!」を久しぶりに聞けて、興奮する。でも、寿司に雑魚なんてないんだよね伊藤さん?ハッシュタグつきで呟いちゃったからねこの間?

 

デッドリフト
持久力アップのためのアミノ酸注入後、バーベル30キロを使ったデッドリフト。これもフォームが凄い大事なんだよね。まず村上さんが挑戦する。ああぁ、腰が入ってないし、肩甲骨の可動域か狭まっちゃってるからフォームが保てない!筋トレは何にしても肩甲骨を柔らかく使うのが大事だから、日ごろからの肩甲骨のストレッチは重要だと思う。年をとると本当に肩甲骨の可動域が固まっちゃって、歩き方が変になったりとか、肩凝りや頭痛の原因にもなるからね。HGさんが優しく村上さんのフォームを整える姿はジムトレーナーそのものです。野田さんも村上さんに「ケツを出す!」とアドバイス。そうそう、スクワットでもそうだけど、ケツしっかり後ろにつき出さないと大腿への負荷がかからないんだよね。

 

スナッチ
続いて野田さんのスナッチ。これはバーベルを一気に頭まで挙げる筋トレで、ジャンプ力を高めるために野田さんが力を入れて取り組んでいる専門分野ですよね。大腿、お尻、ハム、上腕、三角筋と全身の筋肉に効く。リストストラップは握力を補助してより重量を挙げるためのものなので、手作りでも全然大丈夫だけど巻き方がちょっと難しいので初心者はトレーナーに聞くのが安心です。バーベルを受け止めるためのマットも準備して安全を確保し、いざスナッチ!!

 

うわーーすげぇ!!速えぇ!!

 

スナッチなんて私も旦那も怖くてやったことないんで、HGさんの「股間の音がする」って例えはよくわかんないけど、一目で常人離れした挙上速度であることは分かる!!これがねぇまた下半身なんですよね、野田さんのがっしりした下半身の強さがスナッチをやりこんだ何よりの証拠ですよ!!めちゃめちゃ興奮しました!!めっちゃ気持ちよさそう、こんな速度で挙がったら!!これを野田さんが「チャリと同じ」といった例えは、しっくりきました。どんなスポーツでも毎日やればチャリをこぐように身体に染み付くもの。なのでチャリを覚える時の最初の何度もコケる辛さだけ耐えろって話ですよね、きっと。

 

【雑魚駄菓子タイム】
ここでまたオズワルド乗車。お菓子とか食べる。あ、オズワルドは、和みパートなんだな。ほんとに和む。「俺の口の中を雑魚駄菓子で埋めるな!!」『雑魚駄菓子』これまた言いづらい、伊藤さんの抜群のワードセンスが発揮される。また駄菓子に謝れってDMすげぇ来ますよ。

 

【バックスクワット】
続いてバックスクワット。バーベルを背中に担いでハムと大臀筋を鍛えるトレーニング。スナッチからバーベルを背中に回し、スクワットに入る時の一連の動きを全集中して見ていましたが、とにかく美しくてもう見とれました。で、フルスクワットです。あり得ない深さ。試しに自重であれやってみてくださいよ、めちゃめちゃきついですからね?やったことない人なら15回くらいでバテますよ?それを30キロ担いでやってるわけですからね?それを息もあげずに苦しそうな表情ひとつせずにお笑いとしてこなす野田さんの格好良さ、男らしさに改めて惚れましたよ。筋トレを休んでいても下半身の強さは健在です。その後水分補給して10キロアップで再挑戦。40キロっていえば、そこそこ鍛えてる女性が死ぬ気で頑張れば上がるくらいの重力でしょうか。野田さんは180キロとか上げます。そうです、化け物です。

村ちゃんがバーベルにウエイトを着けますが、きちんとウエイトがカラーで止まっているか不安になって確認するあたりに、場を乱さないよう慎重に動く村ちゃんの性格が出ていましたね。上級者になってもカラー(ウエイトを固定する道具)を付け忘れて事故になるケースはありますからね。野田さんは慎重な性格っぽいのでカラーをつけないなんてことはありえないでしょうが。

40キロになっても変わらない見事なスナッチでバックスクワットのフォームに入ります。ツイッターにもちょいちょい上がってますが、この無駄のない美しすぎる動き、何十回でも見ていられますよね。涙が滲みます。ほんと努力の結晶なんですよ。野田さんが「ボトム(しゃがんだ)ポジションの時に腹圧で身体を固める」と説明したときにちゃん村が「腹圧ってなんですか?」と訪ねましたが、腹圧を使えるかどうかは体幹をぶれさせないことにモロに繋がり、どんなスポーツにも関わってきますので、是非腹圧の使い方はちゃん村も覚えて欲しいものですね。挙上の際にキュッとお腹がしまることでふらついたり力が分散せず、真っ直ぐ立ち上がれる。こういうのを「丹田に力を込める」とかとも言いますよね。腹圧を使うのはもう陸上でも自転車競技でもスケートでも何でもフォームを保つのに必須の技術です。挙げるときにX脚になって小鹿ちゃん状態にならないようにすること、膝が前に出すぎて力が背中に分散して脚への負荷が減らないようにすることも、きちんと説明する野田さん。こういう細かい情報ありがたいと思っていたらHGさんから「早く行こうかー野田!!」のヤジ。いや、もっと聞きてぇ、こういう情報。

そのまま筆舌につくしがたい美しすぎるフォームで10回ほどフルでバックスクワットしたあとに、HGさんの補助が入る。さらに10回…もう限界か?と思われた時にHGさんのまだいける!まだいける!の励まし。この声たまんないなぁ。屈強な男に支えられながらの励ましが男にとっては何よりのアドレナリンなんでしょう。頑張れ!!野田さんならやれる!!と画面の前で叫ぶ私(深夜一時)。

ここでHGさんのバックスクワット。改めて見るとHGさんの筋肉って本当に均整がとれていて、体脂肪率も少なめでバッキバキで美しい。特に上半身、僧坊筋と、タンクトップからのぞく大胸筋のくっきりとした陰影たまりませんね。流れるような美しいフォームでスナッチからバックスクワットへ。十分に深いし腹圧がしっかりかかったお手本のようなフォームです。ちゃん村の必要ない補助にダメ出ししつつ、バーベルを床におくときの安全で鮮やかな動作も素晴らしいです。さっとやっちゃうんで素晴らしさが分かりづらいですが、ああいうさりげない動作に日々の鍛練が表れるんですよね。長年料理経験を積んできたベテラン主婦が、水炊き鍋のアクをとるときのあの鮮やかな仕草を思い出します。さりげなくも、しっかりと瞳に刻んでおきたい仕草。

そしてトレーニング終わりにさりげなく椅子を差し出すちゃん村の神業のような気遣いを私は見逃さない。おちゃらけキャラを装いながら、黒子のバスケの主役のように誰にも気づかれずに場を整えていること、鋭いマヂラブファンならみんな気がついていますからね?

 

アメリカ土産のハンバーガータイム】
もうオズワルドの二人が出てくるだけで癒しの雰囲気が漂う。素晴らしい役どころだ。「雑魚アメリカ飯」とまた冴え渡ったフレーズで場を和ませる。コーラに駄菓子屋で売ってるコーラを選ぶあたりがもう天才だろ。で、それさっきの駄菓子屋で買ったんだろ。うちの息子もよく買ってくるぞそれ40円で。

そしてここで、世界一筋トレが似合わなそうな男、伊藤さんがバックスクワットをする流れに。重量を10キロにしてフォームだけ確認する感じみたい。

「いやいやいやいや!!」「いなくならないで!いなくならないで!」

って全力拒否する伊藤さんが愛らしすぎる。なんだ、この人は。単独でもこんな姿見せてくれなかったのに、いつもこうなの?絶妙に母性本能くすぐってくる。その緊張はマスク越しに息が荒くなっているのを見ても分かる。畠中さんが補助に入るも、使い物にならず、HGさんの補助によりどうにかスクワットを続ける伊藤さん。

「今、自分の力で上げたよ」「M-1とりたい?」

と後ろから優しく声をかけるHGさん。いや惚れてしまうだろ。これがマッチョの包容力ってやつだな。

次は畠中さん。彼が何をやるにしても器用な男だと言うことは、先日の単独で予習済みである。筋トレはどうなのか。30キロに戻してチャレンジ。ウエイトを増やす時にまたささっと現れてHGさんを手伝うのは、『マヂカルラブリー黒子テツヤ』こと、村ちゃん。本当に、そういうさりげない気遣いができるところ、好き。で、畠中さんですよ…!!初心者とはとても思えない美しいフォームでバックスクワットをこなしていく!!沙莉ちゃんの名前を呼びながらコミカルにこなしてるけど、これは本当にすごいことですよ!!単独ライブの時も思ったけど、改めて、この人すごいポテンシャルの持ち主じゃないですか?クレヨンしんちゃんでいうと、『ボーちゃん』的なポジションですよね?もう本当に格好良いです。なんでこの人に生涯一度も彼女ができないんですか?そのコミカルな仮面を引っぺがして全世界に見せてやりたいと強く思う。

ここで野田さんがタンクトップになり、スラダンの「海南の牧」のごとく凄まじい色気を放ちながら登場。「7年間やってきたことが4ヶ月位では忘れない」。これは本当に感動する言葉ですよね。少しトレーニングを休んだからといって何も無駄にはならないのですよ、心がマッチョである限り!

 

【人間デッドリフト
どうも、用意してあるウエイトは、65キロが最大らしい。さらに重量を稼ぐために、80キロのRGさんを重りにデッドリフトを始めようというHGさん。RGさんの身体にベルトを巻き付けるようすを見ながら「殺すんですか?」と訪ねる野田さん、その静かなトーンに、会場からは笑いが。結局うまくいかずベルトは切れてしまい、別の縄を取りにもどるHGさん。そして首吊りに使うみたいな縄を持って再度登場。いやこれあれだ、舞台で滑って吊るされてる大宮の楽屋の人たち状態だ。あれをするための筋トレなのかこのライブは。

とりあえずHGさんが綺麗なフォームで持ち上げてみるが、違和感はない。80キロのデッドリフトでハム、大臀筋、背筋、を鍛える準備はできた。掴みにくいので握力も重要だろうか。背筋を使いながら何の苦もなくあっさり持ち上げる野田さんを見て、RGさんと代わりてぇ…!その景色見てみてぇ…!と強く思う。私のようなガリではその半分ほどの体重しかないので代わりにもならんのだが。続いてちゃん村が重りになる。『マヂラブはBLのコンビらしいから見つめ合って力出なくなっちゃわないように』とのRGさんの配慮で、村ちゃんはうつ伏せなって縄を巻き付けられる。うつ伏せの方がなんか苦しそうだけど大丈夫か?「優しくしてください!乱暴にしないで!」ってまたフェミニン全開なちゃん村を、あっさり持ち上げるHGさんマジ男前。

でもって野田さんですよ!!何ですかあの綺麗な、胸も背中も使った無駄のないフォームは!!ひとつの苦悶も浮かべずに100キロを何の苦もなく持ち上げるあの男前ぶりは!!もうねぇひれ伏したくなりましたよ。本当にこの持ち上げ方の感想だけで原稿用紙三枚かけてしまうほど感動しましたよ。ごちそうさまでした。

 

【雑魚デザートタイム】
オズワルドの癒しタイム。あー、ほっとする。今度はクリーム代わりに栗の乗ったスポンジを持ってくる畠中さん。先ほどのスクワットの勇ましさを見ているので、私の畠中さんを見る目には、既に♡(ハート)が宿っている。で、畠中さんを持ち上げる伊藤さん。畠中さんにロープを巻いている際に、また野田さんの「殺すんですか」発言。いや野田閣下、今日ほとんど話してないし、ほとんど話してない中で話した言葉が「殺すんですか」はヤバいから。サイコだから。でHGさんに持ち上げられる畠中さんはなんか嬉しそう。マゾなのかな?で、伊藤さん、『沙莉ーーー!!』の掛け声と共に畠中さんを持ち上げたはいいけど、まさかの足をつるという笑いの神降臨。すかさず伊藤さんの爪先を持って健を引っ張りサポートするHGさんの手慣れた感じ、たまらないね。「一回それ戻して冷やした方がいいから」って野田さんがボソッという。肉離れを心配したのだろう。そう、マッチョはいつも言葉より行動が先に出るし、おしなべて優しい。それが私がマッチョ原理主義である所以です。

 

【ベンチプレス】
さて、下半身のトレーニングがだいぶ進んできたところで、ベンチプレスで大胸筋トレに。大胸筋は男性の筋肉の部位の中でも、特に人気のある筋肉の部位だけに、遠くのお客さんからも見えやすいような器具の角度のセッティングに慎重なレイザーラモンのお二人。サービス精神に満ちあふれている二人の人格をあらためてリスペクトする。

ここで、毛の話。HGさんは全身を毛を上から下まで剃ってるか、脱毛している。これは本人も言ってる通り、海外では当たり前の文化で、むしろ剃ってないのはアジア人くらいである。蒸れるし、ボディラインが映えないし、いいことないんだよね。どうでもいい情報だけど、アマのロードレーサーである私の夫は「少しでも走行時の空気抵抗を減らす」という理由で全身の毛を剃っている。実際にプロロードレーサーの競技を見ていても、剃ってない人は殆んどいない。それが願掛け程度のものであっても、ほんのわずかのタイムを減らすためにできることは全てやるのだ。そんな理由もあるので「剃っているとゲイに思われそうで恥ずかしい」とかいう下らない偏見はすぐさまなくなって欲しいと思う次第である。だって実際みんな蒸れるでしょ?金玉とかさ。

毛の話が長くなったけど、ベンチプレスです。野田さんはマックス150、HGさんは130だそうな。先述の夫は120で、私は全力でやって40だった。胸の筋肉なんて普段使わないから素人がやったらそんなもんです。マッチョはみんな化け物なんですよ。ただ普段使わない分、成長がよくわかる部位でもある。男性は顕著にバキバキになるし、女性もバストアップになる。たからベンチプレスが楽しいって言ってる女性も多いです。わかりやすく筋肉痛になるしね。私は下半身のトレーニングの方が好きです。下半身の筋肉ってデカくて鍛えたのがわかりやすいし、手っ取り早く代謝をあげられるから。せっかちなんですよね。

さて、まずは30から、フォームを確認するようにネガティブを意識し上げ下げする野田さん。やはりベンチプレスには性的魅力を感じる人が多いのか、会場の女性ファンも熱気だってますね。ウエイトを60に増やして、足を曲げてより胸に集中できるフォームで挑戦。しっかりと胸が開いた綺麗なフォームに思わず見とれる。胸の筋トレって、やってみればわかると思うんですけど、肩甲骨をしっかり使って胸を開かなきゃいけないし、普段あまりやらない動きだからコツが掴みにくいんですよね。私は自重でも胸トレはうまくできなくて、全然筋肉痛がこなかったりということがあります。専用のローラー等の器具があると割りとうまくいきます。

ターザンの取材のために糖質制限をしてるっぽい野田さん。不規則なんで食事に気を使うのも難しいだろうと思いますが、炭水化物抜きは手っ取り早くていいですね。野田さんとかマッチョの人が食レポ番組とかするのを見ると、ちょいしんどくなるんですよ。食を自分で管理できないって、体重管理してる身からしたらマジで苦痛じゃないですか。食べるものもある程度決めちゃっていることが多いしね。でも、駒場さんや野田さんは割りきってチャレンジしているから、やっぱりプロってすげぇって思います。

でベンチプレス、60で足上げの負荷の高い姿勢で10回ほど。ウエイトを付け替える、カラカラという音が、ジムを思い出して心地よい。付け替えのアシスタントをもう立派にこなすちゃん村もさりげなく素晴らしい。

 

【雑魚絆タイム】
オズワルドの癒しタイム。次は何がくるかとたのしみにしていたら、まさかの雑魚『絆』とは。そろそろネタ切れの予感がする。なんともコメントしがたい雰囲気になる。

 

【ベンチプレス再び】
再びベンチプレスする野田さん。横たわる際に、バーベルに頭をぶつける。ご愛敬。HGさんによると、これはベンチプレスあるあるらしい。パンプしてだんだん腕も太くなってきたところで、60→65にウエイトを増やす。

 

【雑魚一発ギャグ】
ベンチプレスに入ると思ったら、不意打ちでまたオズワルド。伊藤さんだけ出てきてまさかの「雑魚一発ギャグ」。もう『雑魚』の概念がよくわからない。オズワルド語になってません?『雑魚』って単語が。で、私はここにきてのオズワルドタイム畳み掛けに笑いが止まらなくなる。「沙莉ーーー!!!」とお決まりの名前叫びがミキティーみたいになってる。伊藤さん可愛い。

続いて畠中さんも登場して「雑魚一発ギャグ」を披露。内容はサッカーボールと激しく愛し合うという、畠中さんらしいシュールなもの。名前叫びは「俊介ーーー!!(伊藤さんの下の名前)」。何、このコンビもBL好き女子受け狙ってんの?そしてそんな一回ギャグには目もくれずにベンチプレスのフォームを確認しているHGさんが笑える。

 

ダブルダッチギャグ】
まだ野田さんがレスト中なので、さっきの首吊りロープを2本使ってダブルダッチ(超高速大縄跳びみたいなやつ)みたいな動きをコンビで再現するレイザーラモンのお二人。いい大人がこんなことしてはしゃいじゃって、なんて無邪気なんでしょうね。ちゃん村とRGさんも一緒にダブルダッチ。みんなの目がきらきらしてて少年のようだった。芸人ってすばらしい…としみじみ思う。

 

【ここにきてガチ恋に走る】
さてまたオズワルド。さすがにもうネタ切れか、漫才のつかみを雑魚にしてくる……いや雑魚じゃねぇよ!!天才的に面白いから!全然雑魚じゃねぇし!!単独ライブ見たんだよ、天才だって知ってるんだよあなたたちのこと!!

でまたダブルダッチ。……って何で畠中さんそんなに上手いのぉ?!!ここでも上手いのぉ??!もう惚れてしまうから、惚れてしまうからやめて畠中さん?!!

伊「畠中がビンビン伝わってくるぅーー!!」

ってなんかセックスみたいに言うのやめてね伊藤さん!!?みんな性的対象として見ちゃうからね畠中さんのこと?!!

そして、疲れた野田さんのためにギターを持って現れた畠中さん……ちょっと待って待って待ってまさか歌?!!畳み掛けないで?!!ただでさえキュンキュンしてるのにそこで歌われたらさぁ、もう本当に、本当にさぁ、畠中さんガチ恋勢になってしまうから勘弁してもう??!ちょ、野田さんとそんな漫画みたいな雰囲気で座り合わないで??!ちょ、ちょ、畠中さん……「コンビニエンスマン」って……タイトルからもう……タイトルからもうヤバいんですけど、畠中さん……、はたなか、さ……、

 

(『コンビニエンスマン』。尊死。)

 

【大宮セブン仲間の登場】
畠中さんに無事ガチ恋勢になったところで、野田さんのベンチプレス再開です。野田さんちょっとお疲れ気味かな。言葉は少な目にトレーニングを再開します。マックス重量の65、きつい足あげフォーム、HGさんの熱い補助つきで10回を無事にやりとげる。会場からは拍手があがります。

ここでRGさんが意味深な行動を。「これだけ身体をいじめたんだから、仲間の力がいるなぁ」と言い出す。電車が止まる。……誰が乗り込んでくるんだ?

乗り込んできたのはタモンズ!!なんというサプライズゲスト……って何かyoutube撮ってるし?何、何するつもり?やっぱオリ晩なの?!どう見てもオリ晩だよね??!

と、客席に堂々とケツを見せて安部ちゃんを撮影し始めるなみ氏。どんな時間だよ、筋トレライブをオリ晩で乗っ取らないで下さいよ!まぁ安部ちゃんの声おちつくけど、めっちゃおちつくけどさ。今、夜の一時だからなんかこのまま寝付いちゃいたい雰囲気になったけどさ……ってなみ氏まじでRGさんのこと野田さんだと思ってたの?この二人のことよく知らないけど、天然おバカさんキャラなのなみ氏って?

そのあとタモンズで恒例のダブルダッチして、最終的に安部ちゃんがヒモで縛られてチャーシューにされる。それをデッドリフトするRGさん!きちんと上がるけど握力がきつそうだ。続いて野田さん。こっちらは手袋してるしグリップきかせてよく持ち上がりそうだ。僧坊筋がボコッと盛り上がり、腰を入れ、胸を張り背中を使ってしっかりと持ち上げる!!!なーんて美しいデッドリフトなんだ!!!もう持ち上げてるのが安部ちゃんだなんて眼中になく、その筋肉の躍動感と筋肉の使い方に夢中になる。鍛練とはどういうものなのかをこの人は今この場で体現してくれている!!チャーシューの塊を使うことによって。

そして愚かな私はここで初めて気がつきましたよ。HGさんの、人を縛る紐の結び方が、非常に手際が良く、神がかったものであると。マジですごくないですか?誰か突っ込んであげましょうよ。

 

【ローイング】
というわけでタモンズは退場して再びトレーニングを再開。今度はローイングというトレーニングです。ボート漕ぎみたいなやつですかね。マシンはみたことありますが今回は段ボールと縄を使って行うようです。RGさんに段ボールの上に乗ってもらって、姿勢を整えて、縄を回してもらって…とセッティングをしている間に、後ろのベンチプレスのウエイトなどを二人で片付けるマヂカルラブリー。手際がいいなあ。RGさんの背中に縄を回し、綱引きみたいに引っ張るか?と思いきや、またダブルダッチみたいに遊ぶ二人。子供の心を失わない素晴らしいコンビだ。

村「イチャイチャしないでください。何年目なんですか」

野「これはコンビ仲がよくなるやつだな」

後輩につっこまれて屈託なく笑うレイザーラモンが愛しいです。こういう大人でありたい。

でローイング、段ボールの上に乗ったRGさんをHGさんが綱引きみたいに引っ張る。背中とお腹、足、腕など全身に効きそうですね。のちに野田さんも実践。これがまた凄いです!ほぼ足の位置もお尻の位置も変えずに、腕と背中の動きだけで軽々と引っ張っている。動きに無駄が全くない。自分の身体のどこの部位を使ったらこれが動かせるのかってのを完全に理解してるんでしょうね。もうマジでリスペクト、マジで芸術的です!

で、次に畠中さんの名前が上がる。私はもうさっきの歌で畑中さんにガチ恋になりかけているので、名前聞いただけで心臓が跳ね上がりましたよ。これでRGさんの82→85くらいにウエイトが増える。これをまた引っ張るのですが、最初、肝心の下半身の動きがカメラワークでよく確認できないのにモヤモヤする。最後の方、カメラが引きになってちゃんと見えましたね、大腿とお尻をしっかり使って引っ張っていました。物凄い速さで余裕なのは言うまでもないです。軽々とやっているように見えるけどまあ普通の人じゃ1ミリも動かないでしょうね。『これはまじでいいな』と、ローイングは野田さんもお気に入りのトレーニングになりました。うちも子供引っ張ってやってみようっと。

ここでRGさんが『脱いで背中を見せたら』と提案。肩甲骨の動きが見たかった私にとってはもう大サービスですが、双眼鏡のお姉さんにサービスしてるんですか?野田さんも断るに断れない感じですが、いいんですかね?これは。本人にとってハラスメントにあたっていないといいのですが。

そして村上さんを段ボールにのっけて、いざ引っ張ろうという時に、マヂカルラブリーのコンビでまさかのダブルダッチ。おいイチャイチャすな!!と思っていると、レイザーラモンの二人、畠中さんが縄を飛んで遊ぶ。畠中さんがズッコケたかと思うと、伊藤さんがやってきて飛ぶ。もう完全にお遊びモード。もうねえ心が和みますよ。こういう大人がいるって事実だけで毎日頑張れる気がします。

そしてとうとう引っ張ります。その前にRGさんに『タンクトップも脱いだら?』って言われて、『いいよ』と躊躇いなく脱ぐ野田さん。会場からは割れんばかりの拍手が……。以下、毒づき発言につき反転。

 

(……いいんですかねこれは?個人的にはここはちょっと気持ち悪かったです。ナイスバディーな女性が脱げ脱げって言われて脱いで、割れんばかりの拍手が起きたら、叩かれるでしょ?野田さん意思表示しないんで分からないけど、男だって同じだと思いますけどね。それにスパチャ破産してまで裸を見たいと言われていた野田さんなんでね、そんなに安売りしない方がいいんじゃないのー?とババア心には思ってしまいますよ。ヤジで脱ぐとかではなくて写真集とかできちんと見たい筋肉です。TVとかでもよく脱いじゃってるけど、M-1以降のイメージでもうそういう江頭さん的存在ではなくなっているし、ガチ恋の人や真剣に性的対象として見ている方も大勢いるでしょうから、路線変更も必要なんじゃないのかなーと思っています。もっと稼げって思います。今のマヂラブ人気を鑑みれば、ここからはオンラインサロン会員限定とかね、そういうことしてった方がいいんじゃないですか?まあ、感じ方はご本人にしかわからないし、心配するのもいい迷惑ですけどね。個人の戯言だと思ってください)

 

……と、まあとりあえず圧倒的な背中に、みんな大盛り上がりです。さすが『背筋よりでかい背中を見せてくれた男』(by川瀬名人)。

で、ローイングです。しなやかな動きで村上さんを引っ張ります。100キロの人間を引っ張ってるとは思えないスピード感です。肩甲骨をよく観察すると、やっぱりきちんとはがれているから動きが柔らかいですね。そして下半身を鍛えてるから腕だけで引っ張ってる感じにならなくて、こんなにブレずにいられるんですよ。美しさの基準は人それぞれですけれども、実用的な筋肉が好きな私にとっては、上だけ鍛えるっていうのは若干もったいないと思ってしまいます。下半身があった方がバランスいいですし、本当にいろいろなことに使えますからね。科学的視点から見ても下半身のトレーニングってセロトニンの分泌量が圧倒的に増えてメンタルにも良いんですよね。

引っ張られた直後の村ちゃん「雑にしないで!雑にしないで!」

と、乙女の様にフェミニンに怒る。ここでもラブリー発揮されてます。よく見えなかったけど、村ちゃんには他の人より若干雑だったのね。そしてさらにウエイトを増やしてタモンズの安部ちゃんを呼ぼうかとなった時に、少し野田さんが疲れたと。そして疲労回復のためにまた畠中さんが歌う流れに……。

 

(『全部自分で自分はだれかで』。尊死していたため、記憶が飛んでいる。)

 

ビブラートになりそうにならない声の震え、半音上がる絶妙なトーン、肝心なところで盛り上げてくるファルセット、理論的にはよくわからないが感覚的に心をブチ抜いてくる歌詞……この人の歌を言葉で表現するとしたら『哀愁』の二文字に尽きますよ。伊藤さんってすごくないですか?あんな天才を妹に持ち、こんな天才を相方に持っているんですよ。オズワルドってすごくないですか?なんかもう尊すぎてずっと泣いていました。単独ではそこまででもなかったのに、今回完全に沼落ちしました。惚れざるをえません。畠中悠に。ぶっ飛ばされました。全心を持っていかれました。

 

野「本当にそうだな、と思った」

 

で、少し現実に戻ってきました。ああ筋トレのライブだったんだ、って思いました。でもまたすぐに次の曲が来る。もう駄目だ。引っ張られる。畠中さんに引っ張られる。曲の準備が整う。伊藤さんが楽譜が飛ばないように抑える仕事を任される。『死ぬほどみじめな仕事だ』と言う。それに対して、

 

畠「でも、そんな伊藤も、僕なんですよ」

村「いや、その曲じゃないだろ!」

野「……ほんとそう」

 

……完全なるボケだと分かっていても『ほんとそう』なんじゃないかと思わせるような声をしてる。天才だこの人、ガチもんの天才だ。もうこの時点で完全に引っ張られて沼落ちを確信する。

 

(『たった一度の夏』)

 

言葉はもう必要ない。みんな配信を買おう。畠中悠の歌を聞こう。

 

【エンディング】

歌の余韻に浸りながら、もう最後のトレーニングになる。安部ちゃんをローイングで引っ張る。重りを持った120のウエイトももう軽々である。野田さんの凄さはみんなもう嫌というほどわかったと思う。このライブがあって良かったなーと思う。で、みんなこのライブを配信でみて、私の一番嫌いな単語、「筋肉バカ」って言葉がこの世から消滅したらいいなって思った。(あーあ、イイ感じで来てたのに、最後は毒づいちゃったよ。)

 

そしてラストは○○の登場。ここはもう想像がつくと思うし、配信でみたらいいと思います。

 

【総評】

まとまらない。とにかくまとまらない。畠中さんの歌で情動過多になってしまった時点で、まとめるのは無理だと確信した。

始めはとにかく野田さんとHGさんが筋トレをするというだけのイベントという認識でいて、俺得じゃんと思って配信を買った。この記事も、初めは私情は挟まずに、筋肉だけに目を向けた筋肉レポートにしようと思っていた。確かに筋トレは素晴らしかったけど、全然それだけじゃなかった。

レイザーラモンの二人の少年のようなはしゃぎっぷり。

タモンズが出てきた時の圧倒的なホーム感。

そして、オズワルド。単独ライブをなんとか客観的レポートにとどめたのに、今回は無理だった。予期せぬところで沼落ちしてしまった。

そして一番声を大にして言いたいのは、村ちゃんの存在である。決して前に出ず、雰囲気を読みながらコミカルにツッコみ、120分間一時たりとも気を抜くことはなく場の雰囲気を整えていた。どんな場でも黒子に徹する村ちゃんという人間の能力のすごさを、一人でも多くの人が気づいてくれたらいいなと思う。

 

伝説のライブでした。


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野田が筋トレをたっぷりやりたいらしいからHGと野田が筋トレしまくれるように「野田とレイザーラモンが120分吊り革につかまらず、オズワルドが雑魚寿司を食べ続けるライブにツッコみ続ける村上」(4/18 18:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

あと、最後に謝罪させてください。

この間アップしたオズワルドのライブレポ、畠中さんの名前が全部『畑中』になっていました。沼落ちしたんで速攻全部直しました。

畠中さん、ファンの方、本当にすみませんでした。今週はいっぱいオズワルドに課金しているのでお許しください。

 

以~~上!!!

オズワルド単独ライブ「あたらしいとうきょう」レポ

オズワルド単独ライブ「あたらしいとうきょう」(4/9 19:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

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オズワルドの単独ライブ、前評判がとても良かったので見てみたのですが、予想以上に素晴らしすぎて、これはしっかりレポしておかねば……といてもたってもいられなくなって、記事を書き始めました。とりあえずババーっと内容を書いて、最後に感想をまとめますね。

えっと、初めにオズワルドのこの単独、東京のオシャレな漫才を推している方にとっては「選択科目」ではなくて「必須科目」だと思います。必ず見た方がいいです!オズワルドお二人の素晴らしさはもちろんなんですが、おぎやはぎPOISON GIRL BANDの系譜の、東京スタイルの漫才を極めぬいた最新形態がこれといってもいいと思います。配信は4月16日金曜日の19:00までなのでお早めに。

 

追記:2021/4/19

すみません、畠中さんの漢字表記が全て間違っておりました。直しました。すみませんでした。いっぱいオズワルドにお金使って反省します。

内容
  1. オープニング
  2. 漫才 ①『恩返し』②『犬』 ③『ペーパードライバー』
  3. 幕間『椅子王選手権』
  4. コント『葬式』
  5. 幕間『ロボ王選手権(前)』
  6. 漫才 ④『16時間断食ダイエット』⑤『モノマネ』⑥『迷子で泣いている男の子』
  7. 幕間『ロボ王選手権(後)』
  8. ユニットコント『あたらしいとうきょう』
  9. エンディング

 

【オープニング】

手書きイラストによる可愛いアニメからはじまる。畠中さんと伊藤さんの出自紹介みたいなアニメ。これがまためちゃめちゃ凝ってて、かわいい。一気に心を掴まれた。このアニメのBGMは、吉田拓郎の「まにあうかもしれない」だったのだけど、そこから流れるようにt字路s「これさえあれば」の出囃子がかかって、オズワルドの二人が登場する流れがめちゃめちゃ良かった。どちらの曲も1970年っぽいレトロな雰囲気があり統一感がある。凝ってるなあ~おしゃれだなあ~。

 

つかみで「僕たちの大ファンの人~!」と聞いたけれど、あんまり手が上がらない。伊藤「それって初見単独ってこと?」『初見単独』ってまたパワーワードだな。伊藤さんの抜群のワードセンスが初っ端からバリバリ発揮されてさらにグイグイ引き込まれる。そこから流れるように一本目の漫才へ。

 

①『恩返し』

畠中さんが「美容師の人にいつも髪切ってもらってるから、今度は僕が髪切ってあげたい」「小室にはいつも曲作ってもらってるから、小室に曲を作ってあげたい」といった正気の沙汰ではない恩返しの価値観をぶっこんできて、それに抜群のワードセンスでツッコんでいく伊藤さん。最後の方に畠中さんが「おしりって座ってばっかりだから、おしりに(人を)座らせさせてあげたいんだよ」のくだりが最強に面白かった。「おしりにすわらせさせてあげる」っていう言い回しが、なんかもう何言ってんのか分かんないし、最終的に伊藤さんを自分のおしりに座らせようとするし、とにかく狂ってる。そんな畑中さんに対して言った「いや”座り座られの関係”嫌だから」って伊藤さんのワードセンスがよかった。”座り座られの関係”って。しばらく何かの折に呟いてしまいそう。

②『犬』

結構ブラックなネタ。畠中さんが犬が欲しいと言いだすのだけど、ペットショップとかで買うのではなく、なぜか誰かが既に飼っている犬を手に入れようとして頑なな態度をとる。それはありえないという伊藤さんに「『でも』ね、飼い主は二十歳の大学生の男だから」という畠中さん。「その飼い主ごと引き取って幸せにするよ」と畠中さんはボケを続けるが、それを無視して「さっきの『でも』って何?」「『でも』の意味だけ聞かせてくれないかな…。」と、『でも』の使い方ばかり気になってツッコみつづける伊藤さん。こういう接続詞などの細かい間違いを指摘するツッコミがすごく東京のお笑いっぽいし、オズワルドっぽくて好き。最終的に犬だけでなく二十歳の男の子の大学生の下のお世話もしようとしている畠中さんはトチ狂ってた。

③『ペーパードライバー』

しばらく車運転していないから伊藤さんにいろいろ運転のことを聞こうとする畠中さん。その技術は「まず車ってどっから乗るんだっけ?」というレベル。伊藤さんが「車を発進させるときに障害物がないか確かめて」とアドバイスするも、畠中さんは「それはハードルと為末がいないってことでいい?」とズレた解釈をする。その後も「万が一為末がいたらどかしちゃっていい?」「為末にハードルを持って帰らせればいい?」と為末ネタをしつこく引っ張り最終的に伊藤さんに「いったん為末を忘れようか」とツッコまれてしまう。その後伊藤さんは「車の下に猫がいたらどかして」とアドバイスするも、畠中さんはどうやって猫をどかしたらいいかわからない。「大きい声をだしてどかしたら?」という伊藤さんのアドバイスに「めっ!ていえばいい?」「しっ!っていえばいい?」「ぽっ!っていえばいい?」と、ズレた回答ばっかりする畠中さんに呆れ返って「もう大きい声出さなくていい」と、伊藤さんが諦めちゃう。その後もぐだぐだやってて、結局車は発車せずにネタが終わる。

 

【幕間『椅子王選手権』】

オズワルド二人が椅子を作って、伊藤さんと畠中さんどちらの椅子が先に通行人に座ってもらえるか対決する企画。素敵じゃないかの柏木さんが嫌々ゲストに来ていた。対決も面白かったけど、そもそも立派な椅子を作ったオズワルド二人がすげえ。特に畠中さん。めっちゃ器用。すげえ。

 

【コント 『葬式』】

畠中さんの兄が亡くなってお葬式をするというネタ。納骨のシーンで畠中さんがずっと泣いているんだけど、その泣きの演技がけっこう、いやかなり、上手かった。で、肝心の骨が、どう見てもロボットのパーツ。ロボットのパーツを箸で拾って納骨していく二人の図がシュール。喉仏を拾ったら、そこにダイイングメッセージが吹き込まれていて、その話がものすごく長くてくだらない。ずーーっとくだらない話を聞かされ続け、最終的には…という話。オズワルドのコント初めて見て、面白かったし、新鮮でした。

 

【幕間 『ロボ王選手権(前)』】

ロボットネタからのつながりで幕間。また素敵じゃないかの柏木さんゲスト。モビルスーツ的なロボットを作って、相手の「コア」を破壊した方が勝ちというルールらしい。ロボット好きの私はこの時点でワクワクが止まらなかったのだけど、現れたのはパンツ一丁に段ボール箱をほぼそのままかぶっただけの伊藤さん。めちゃくちゃチープだし全然モビルスーツに見えない。対する畠中さんのモビルスーツはすごいかっこいい!曲線的でアーティスティック。椅子も上手だったし畠中さんこういうの器用なのね。お互いモビルスーツを見せ合って前半の幕間は終了。

 

④『16時間断食ダイエット』

太ったからダイエットしたい畠中さん。5キロくらい痩せたいが「ダーツより激しい運動はしたくない」と駄々をこねる。伊藤さんも「ダーツの運動量は歯磨き位だから」とツッコみ、ダーツに対する偏見がすごい漫才が繰り広げられる。伊藤さんが「16時間断食」を提案するも畠中さん聞き取れず。どうしても「中国示談大好き?」としか聞き取れない。最終的に「今日はもうそれ(中国示談大好き?)でいかしてもらおう」と諦めちゃう伊藤。その後「夕方6時以降は食べる時間」「それ以外は食べない時間」と決めてダイエットしていこうということになるが、「夕方6時以降に近所の奥さんがカレーを差し入れに来たらどうする?」とか余計な心配をしはじめて、どんどん話が脱線して行って、最終的には奥さんが妖怪になって終了。

⑤『モノマネ』

ダーツに行ったら、3回連続で中央にダーツが当てられて、集中力の大事さを痛感したという畠中さん。ダーツが好きなコンビなんだね、オズワルドは。で、その集中力をモノマネに使いたいと言うことになり、畠中さんがキムタクの「ちょっと待てよ」のモノマネをするも全然似ていない。2回目のモノマネは深く呼吸をして集中してやるが「ちょっと待てーー!!」と叫んだだけで、もはやキムタクじゃないし、誰のモノマネだかもわからない。続いて松田優作の「なんじゃこりゃあ」のモノマネするけど、これもひどい出来で「地元の飲み会じゃねえんだぞ、金払ってみんな見に来てんだぞ」と伊藤さんに怒られる。もう一度腹に鉄砲で撃たれたところからやり直すも、奇声を上げながら伊藤さんに自分の血をなすりつけるだけの畠中さん。伊藤さんべたべた触られてマジで気持ち悪そうにしてて面白かった。いつも動かないオズワルドだからちょっと動くだけでなんか面白い。最後はトリプルアクセルのモノマネ…もはやモノマネといっていいのか?「客が集中すればトリプルアクセルに見える」という滅茶苦茶な理論で一回転だけ飛んで漫才は終了。

⑥『迷子で泣いている男の子』

迷子で泣いている男の子を見つけたが、隣で立ち尽くすことしかできなかったという畠中さん。「声かけてあげればよかったじゃん」という伊藤さんに、なんて声をかけていいかわからない畠中さん。「お母さん一緒に探してあげるから大丈夫だよ」でオッケーだという伊藤さんが言うも、「お母さんを探し回ったけど山積みキャベツの下にもいなかったら?」と訳の分からないことを言い出す畠中さん。「山積みキャベツの下にいなかったら、安心していい」「山積みキャベツの下にいるような母親じゃなかったって安心していい」と便乗ボケっぽいツッコミをする伊藤さん。「じゃあ山積みキャベツの下にいたら?」と畠中さんに聴かれると「もう親権うばっちゃえ。そんな親よりお前の方がマシ」とブラックな発言をする伊藤さん。さすが単独というか、安心安全に見えてちょいちょいブラック織り交ぜてくるのがいい。で、その子のママになるために性転換オペをすると言い出す畠中さん。「シリコン入れた方がいい?」「おばさんのパーマって美容院で何ていえばいい?」と質問を繰り返す畠中さんに「俺Yahoo知恵袋じゃねえから」とキレる伊藤さん。「でもエジソンは幼少期にいっぱい質問したから」という畠中さんに、伊藤さんが「お前は幼少期の”エジソン”じゃなくて33歳の”オジサン(エジソンのイントネーションで)”だから」と訂正したんだけど、その間の取り方とか言い方が絶妙に面白くてツボだった。最終的にその”オジサン”発言から「迷子のおじさんを見つけたらどうする?」というとんちんかんな話になり、「おじさんが家に来たらどうすればいい?」「そのおじさんがムキムキだったらどうすればいい?」とまた畠中さんに質問攻めされて伊藤さんが次第にブチ切れモードになっていくところが面白かった。あとはこのネタの最中、畠中さんがネタをトチって「あ、間違えた。」とド正直に言って漫才を中断させちゃった場面があって、めっちゃ天然おバカさんキャラって感じで可愛かった(笑)。「こういう素直な所が好きで組んでるんですよ」と気の利いた言葉でカバーする伊藤さん、男前ぇ~。

 

【幕間『ロボ王選手権(後)』】

さっきの幕間で作ったモビルスーツで対決する二人。ここは、申し訳ないけど、ハンディカムの手振れがすごくて酔っちゃってまともに見られなかった……。野田さんと一緒で電車やタクシーで酔っちゃうタイプなんですすみません。伊藤さんの白くてムチムチの太ももになんか目がいっちゃった。そんな感想しか書けなくてすみません。本当にすみません。

 

【ユニットコント『あたらしいとうきょう』】

ゲスト:カナメストーン、素敵じゃないか、伊藤沙莉

地上で戦争が起こって地下にしか住めなくなった未来の話。地下世界は「ニュートーキョー」と呼ばれ、「嘘禁止法」という法律のある世界。

そこでオズワルドとカナメの東峰さんが話している。伊藤さんが「妹の成人祝いをしてやりたい」と言い出す。畠中さんも東峰さんも妹のことを「あいつ」呼ばわりするからなんかカチンと来てるシスコン全開な伊藤さん。

そこに「何の話してるの?」と現れた伊藤沙莉!きたーーー!!あのハスキーボイスが聞こえた瞬間にコントの空気が一変する。カリスマ感がすごい。東峰さん「本物の沙莉だ!」と言ってお客さんも盛り上がる。

何の話をしていたのかしつこく聞かれて、成人祝いの話をしてたのを誤魔化すために、東峰さんが「お風呂って気持ちいいって話をしてたんだよな~」と嘘をついてしまう。そこでサイレンが鳴って嘘がバレる。カナメ山口さんと素敵じゃないかの二人が軍服姿で現れ、東峰さん連れ去られる。

沙莉ちゃんに問い詰められて誕生祝を計画していたことを打ち明ける伊藤さん。何が欲しいか沙莉ちゃんに聴くも、どれも予算オーバーで買えず。「情けない兄ちゃんでごめんね」という伊藤さんがなんかリアルな兄ちゃん感あって可愛かった。すると「本物の東京を見てみたい」と言い出す沙莉ちゃん。地上の東京が見たいらしい。ここからなんか急激に演劇チックになる。畠中さんと沙莉ちゃんでミュージカルが始まってしまう。ふたりの息ぴったり。で、どうしても地上に出たいという沙莉ちゃんに根負けして、地上への出方を調べることにした伊藤さん。

一方で東峰さんは、嘘をついたお仕置きとしてほうれい線を濃くされていた。あと分け目も濃くされてた。

オズワルドと沙莉ちゃんが地上に行くために四苦八苦していると、東峰さんが戻ってくる。戻ってきても全然歓迎されない東峰さんが不憫。東峰さんが地下鉄をたどっていけば地上に出られるのではと提案する。その案にみんなで乗るけど、東峰さんだけついてきちゃダメみたいな雰囲気になる。そこで東峰さんが「お前らの事なんか好きじゃない」とまた嘘をついてしまって、また連れ去られる。

その後も東峰さんは何回も連れ去られてカナメ&素敵じゃないかでコミカルなお仕置き劇が繰り返される。

東峰さんは連れ去られ続けているので、オズワルドと沙莉ちゃん三人で地上に行くことに。ずっと歩き続けていると、風の音が聞こえてくる。その先に階段があり、階段を登る3人……。

と、オチがどうなったかは伏せておきます。

 

【エンディング】

畠中さんのオリジナルソング。ちょ、めちゃめちゃいい曲…!!!畠中さんの歌声がまた哀愁漂っててたまらない。本当にすごい人だ。

ここで一人1パートずつ畠中さんのオリジナルソングを歌い、大団円となって、閉幕。

 

【感想】

もー、本当に面白かった!!何がいいって、音楽ですよ。オープニングの吉田拓郎も良かったし、出囃子もいいし、畠中さんのオリジナル曲も信じられない位素敵。畠中さんの歌声もめっちゃいいです、哀愁があって。唯一無二の才能だと思いました。エンディングトーク中でもずっとギターが流れ続けていて……なんか、泣きそうでした。音楽に統一感があり、オズワルドのお二人のレトロな風貌や漫才の雰囲気と相俟って全体的な雰囲気をまとめてくれたので、最初から最後までずっと『おずWORLD』が途切れず、1本の長いお芝居をみているみたいな気持ちになりました。私はお二人を昔から追ってきた熱心なファンというわけではなかったんですが、この単独を見たら、永遠に追い続けていきたいなと思いましたね。

ってなわけで雰囲気は最高だったんですけど、メインはなんと言っても漫才ですよ。どれもとにかくバッキバキでした。この時期でこの完成度!?ってびっくりしました。どのネタがM-1で使われててもおかしくない。

オズワルドはの漫才のスタイルは本当にもうドンピシャ好みです。東京漫才のほぼ動かずに、ローテーションで、ツッコミのワードセンスと構成力で勝負していくタイプ。ローテーションだからといって卑屈っぽかったり、機械的だったり冷淡な感じがしないのは、やっぱり最後の方に伊藤さんの『素』が出てくるからですよね。あの狂犬ぽい性格が。序盤の伊藤さんのワードセンスで鋭く切り込んでくる『便乗ボケ』っぽいツッコミから、だんだん畠中さんのぶっとびにイラついてきて伊藤さんの『素』が出てくる、その『素』の出し方にテクニックを駆使していて、試行錯誤されているのがオズワルドだなあと思います。

M-1の尺とかだと、どこまで『便乗ボケ』っぽさを保って、どこから『素』を出していくかが結構シビアに採点に影響してそうですよね。去年のM-1は一昨年に比べて『素』の出ている割合がだいぶ高かったので、松本さんからは「静の漫才が見たかった」と言われましたよね。でもオール巨人さんからは「もう少し大きい声でツッコんだら」と言われ、真逆の評価をされてたり、好みの別れるところです。伊藤さんのブチ切れのタイミングがカギなのかなーと思いますが、「じわじわ切れる」か「いきなり切れる」かでも結構印象が違うなと思いました。切れ方は「じわじわ」が好きな人もいれば「いきなり」が好きな人もいるだろうけど、M-1のネタ尺だと「いきなり」と感じやすくなる気がします。でも今回の単独みたいに長めの尺で見ると「じわじわ」と感じやすくなり、「いつ切れるんだろう」「あ、切れはじめた」「もうブチ切れだ」とゆっくり分かっていくのがなんか楽しかったです。

あとはツッコミのポイント……こうやってネタひとつひとつを見返してみると、オズワルドは本っ当に、POISON GIRL BANDの影響を強く受けているんだなと痛感しました。特に影響を強く感じたのは、畠中さんが、本当に嫌になるほど何度も何度もズレた回答を繰り返し(中国示談大好き?と繰り返すくだりとか)、伊藤さんが最終的に「もうそれでいこう」とツッコむことをあきらめてしまう、あの感じ。2006年M-1のポイズンの「ファッション」でやってたやつですよ。

 

阿「靴の底はぺったんこでぴったんこのやつがいいんだ?」

吉「サイズも言うならね」

阿「ぴったんこでぺったんこの奴はダメなんだ?」

吉「サイズ先に言うならぴったんこでぺったんこでも全然大丈夫」

阿「ぺったんこ兼ぴったんこでもいいの?」

吉「”兼”とかつかうならね」

阿「ぴったんこ兼ぺったんこなら」

吉「もう靴いらね。まどろっこしくてごめん。靴脱ぎ捨てて帰る今日」

 

ってなるあの下りですよ!ボケに翻弄され続けて最終的に諦めちゃう、あのぶっきらぼうに投げ捨てる感じがオズワルドにしっかり継承されているんです。古のお笑いファンからしたらたまらないんですよ、こういう歴代の漫才の系譜を感じる部分っていうのはね。

あとは相変わらず伏線回収が見事だなあと思います。去年のM-1の『口飽きっぱなし』も凄かったですよね。めちゃくちゃ練られています。今回の単独だと『ペーパードライバー』は伏線回収がすごくしっかり作られてました。私はどちらかというと、構成が雑でも爆発力のあるコンビばかり好きになる傾向があるのですが、オズワルドに関してはやっぱり伏線回収なども含めて構成力を求めてしまいます。爆発力というよりかは静かなトーンで淡々とやっているコンビなので、その静かな中に鋭く切り込むワードセンスでバカ笑いさせてきたり、ここぞ!というベストタイミングで大声を張り上げる伊藤さんというのがたまらないし、漫才のポイントになってるんですよね。

 

2019のM-1でいうと、高速寿司マシーンのくだりで、

 

伊「高速寿司捨てマシーンだよ!そもそも先輩が寿司打って喜ぶわけねえだろ!」

畠「それは分かってるよ」

伊「それは分かってるんだってさぁ~~~!!」

 

の、あそこがあのネタの最高の盛り上がりどころでしたよね。ネタによっては、2020M-1のネタもそうですけど、伊藤さんが大声を張り上げるタイミングが1本の漫才に何回もあることもあります。でも2019みたいにそれが1回くらいしかない漫才ってのもあります。その1回を盛り上げるために漫才の他の部分があるといっても過言ではない。そういう構成って、ちょっと危うくて美しいですよね。2019と2020のM-1ではそういう意味で二つのオズワルドの漫才の二つのタイプを示したわけですが、どちらも素晴らしいし、どっちがいいとか言えません。今回の単独では、モノマネが入ってきたりとか、大きめの動きボケが入っているネタもありました。もう十分に新しいのに、さらに進化しようと色々な試みをされているんだなあと思いました。2021年末にお二人がどうなっているのか楽しみです。

 

というわけで、まだ何回も見返したい気持ちもありますが、長くなってきたのでこのくらいにしておきます。金曜日まで配信で見られるので、まだの方はぜひ。繰り返しますが東京吉本を推しているならこれは「選択科目」ではなく「必須科目」ですよ。必ず見て下さい!

 

オズワルド単独ライブ「あたらしいとうきょう」(4/9 19:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp

 

小3の長男とPythonを勉強してみた

 

Progateのレッスン画面

Progateのレッスン画面

8歳(小3)の長男が春休みのある日、

「黒い画面でプログラミングをしてみたいなぁ」

と、私に訴えかけてきました。

 

長男は大のゲーム好き。

そして、プレイそのものよりも、制作に興味をもつタイプでした。

 

次男は、理論よりも感覚派。考えるより感じるタイプで、「クレしん」のしんのすけばりに日々お尻を出して走り回るような性格です。

 

比べて、長男は感覚より論理を大事にする性格です。物事を実行に移す前に「正しくできるのか」「それをするべきかどうか」を注意深く考えるタイプです。

幼少期に「なんで?」を聞かれる回数が次男の5倍くらいありました。2~3歳のころは本当にヘトヘトでした。

 

「何で木に葉っぱがあるの?」「何で空が青いの?」「何で人間や動物は死ぬの?」

とか、とにかくいちいち聞いてきます。

それも「神様が絵具で青く塗ったんだよ~」みたいなファンタジー回答では許してもらえず、「絵具でなんて塗れない、ママのいうことはちがう」と言われるので、その都度「青い光は、他の光にくらべてたくさん散乱する」といった正しい情報を調べて、かみ砕いて教えていました。

 

あまりリアルに教えたくないこと(人の死などについて)は、ファンタジックな作り話を教えたりしましたが、すぐに矛盾を指摘されました。

 

思い出深いのは、親戚の葬儀の際、火葬場に長男、次男と同席した時です。

棺が火葬場に移送されている時、火葬場につながるドアが開くのを見て、次男は

「あのドアが天国につながっているんだね」

と、ファンタジー全開な回答をしました。

その無邪気な言葉に、親族一同がほっこりしました。

 

しかし直後に長男が

「違うよ。あの奥でおじさんを焼いて骨にするんだよ」

と、サイコな回答をしてしまい、一瞬でその場が凍り付きました。

 

どうにも長男には良くも悪くもそういう所があります。事実と虚構をしっかり区別する。正しい、正しくない、に敏感なんですね。

 

私の趣味のスケートを一緒にしている時も、今自分が正しいエッジに乗れているのかが気になってしまい、間違えたらやり直し、間違えたらやり直しを繰り返して全く先に進めないという有様です。そんな性格なのでスポーツはからっきしです。

その隣では、次男が何も考えずに何度もコケながら爆走しています。

 

兄弟でこんなに性格って違うんだなと感動さえしています。

 

そんな長男も、小学校に入学してからNintendo Switchを手に入れ、Nintendo Laboマリオメーカーのコース作成、minecraftに夢中になりました。

まあ、長男の性格上、こういうソフトに夢中になるのは分かってて買い与えたというのがあります。

 

決まったソフトで作るのに飽きてしまった後は、iPadを使ってのScratch、PCを使ってのScratchを使って簡単な自作ゲームを作り始めました。

 

その制作の際、参考にしたのがこちらの書籍。

 いきなりゼロから作るとなると、アイディアも浮かびづらいし、ハードルが高かったので、まずは簡単なゲームをレシピ通りに作ることを心掛けました。

 

とはいえ、一緒に作る私もHTML/CSSが若干わかるくらいで、Scratchはもちろん、プログラミングに関してもほぼ初心者です。中学生のころはBASICという言語でゲームを作ったりもしていましたが、それも大昔の話です。

 

じゃあどうやって勉強していたのかというと、長男は週に一回ロボットプログラミング教室に通っており、作っていて親子共にわからないところは教室の先生に聞くことで解決していました。

教室には、幸いなことに上記の書籍の執筆に関わっていた方もいたため、だいたいの場合はその場で解決できました。難しい課題は次週に持ち越しでプリントを作ってきてもらうこともありました。

 

そんなこんなで簡単なゲームを作ること、3年。

Scratchの扱いも板についてきて、変数、代入といった基本的なプログラミングの知識も身についてきたころです。

 

長男は、黒い画面に興味を持つようになってきました。

 

というのも、長男はここ3年くらい「野田ゲー」を作る野田クリスタルに心酔していて、その製作配信のアーカイブを見ていた影響もあります。

また、学年が進むにつれ英語学習の機会が増えて、簡単な単語やローマ字の理解が進んできたことも、黒い画面に親しみを持った動機のひとつでしょう。

 

そこで、長男がScratchから黒い画面でプログラミングをするまでの課題を考えてみました。

 

①タイピング
②四則計算の理解
③国語の読解力
④簡単な英単語の理解

 

何気に①が一番の課題です。

私の世代は何をするにもタイピングが第一でしたが、今のご時世そう必要なものではなくなってきています。

そこでタイピングというハードルなしにプログラミングができるアプリを探したところ、Progateというものが見つかりました。

prog-8.com

これは短く区切ったレッスン形式でプログラミングを学んでいけるアプリなのですが、タイピングの技術が要りません。プログラミングに必要な単語が初めから並べられていて、それをタッチするだけで入力できるからです。

 

タイピングもまあ後々必要にはなってくるのですが、このアプリには可愛いキャラクターなども出てくるため、とりあえず黒い画面に書いてあることを理解する導入としてはいいかなぁ~という軽い気持ちですすめてみました。

 

そしたら、ハマること、ハマること。

1レッスン終わるごとに「レベルアップ!」と表示されたり、自己肯定感を高めて挫折しないような工夫が随所にありました。レッスンの区切りのタイミングも絶妙ですし、解説もとても丁寧です。

これなら親子でやっていけそうだなと確信しました。

 

迷ったのは、言語です。

導入時は、とりあえずコードがシンプルそうなPythonを選びました。

のちにどの言語が良いかについて、プログラミング教室の先生と相談したのですが、Rubyが良いという先生もいました。私もRubyが理解しやすいと思うのですが、自由度が高い言語なのと、Pythonよりも書くコードの量が多いというのがネックでした。タイピングが嫌で挫折しちゃうのが嫌だったんですね。

 

それに比べてPythonのコードは極めてシンプルです。

例えば、プログラミングの導入時によく使われる”Hello,World"の出力にしても、

例えばc言語だと、

 

1| #include <stdio.h>
2|
3| int main() {
4| printf("Hello World\n");
5| }

 

となります。

そこがPhytonだと、

 

1|print('Hello World')

 

の、一行で済みます。

これは、タイピングが少ないのは子供には助かるなぁ。

 

それにまあ、なんにでも使える、オールラウンダーな言語という評判もあります。

長男の場合はゲーム作りなのですが、彼の最終目標が野田ゲーの「グラジウス」のようなシューティングゲームだということもあり(それでいいのか?という話は別にして)、それを作るには申し分ないと思い、Pythonで進めていくことに決めました。

 

そして長男くん、レッスンの初めは、iPadを使っていたのですが、なんと自分からPCでプログラミングをしたいと言い出しました。

理由を聞くと、「野田くんのように格好よくタイピングがしたい」とのこと。

何と素晴らしい動機なんでしょう。

 

それでPCでやらせてみたら、その吸収の早いこと早いこと。

英単語も最初は"print"という単語すら読めなかったのですが、理解したい気持ちが強く、"name"、"number"、"user"、"count"といった英単語を、どんどん自力で覚えていきました。

タイピングについても、ゆっくりではありますが自力で単語を見つけ出して何とか打っています。ちょっとこの子のやる気をナメていたなあと反省してしまいました。 


また何か進展があったらブログを更新します。

この記事が、誰かのなにかしらの参考になれば幸いです。

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春って、公園でスケートの基礎トレをしてるだけで、
「ヒューウ♪」
って吹いてテンション上げてくれる浮き足だった人がいて嬉しい。

跳ねたりしてないですよ?
ただのスラローム練で、
「ヒューウ♪」
が貰えるのは春だけです。
夏でも秋でもダメです。
冬なんて夜になると公園に誰一人いないから論外だし。

本当、春だけです。

mixi日記をまた振り返った

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とりあえず2008の初エンタでは、
「制御不能のプリティーペア」
ってキャッチフレーズだったんですね。

2009年の三回戦でマヂラブが落ちたの時のmixi日記には、さすがに長文で文句が書いてあった。
審査員に倉本美津留さんが必要だということを切実に訴えていた。
2009/12/01の野田の日記にもチーズケーキと味噌汁を食べたという出だしから陰鬱な雰囲気が伝わってきた。
あの審査はねぇ本当におかしかったです。

2009年になってマヂラブの話が多くなる。
なかの芸能小劇場のチャリティライブに足繁く通っていて、マヂラブの他は囲碁将棋、阿佐ヶ谷姉妹赤いプルトニウム(現:赤プル)、メルヘン俱楽部などが出ていた。
マヂラブは文化祭のネタとかをやっていました。
野田くんはメルヘン倶楽部の拓ちゃんのスカートを毎回めくり続けていたようです。

2009年はレッドカーペットとかも出てたし、もう今年か翌年にはM-1決勝に行って有名になって、ランニングで徹子の部屋とかに出て荒らすのだろうと思ってました。
現実にはそこから決勝まで10年近くかかっているんですよね。
何でこんな面白いコンビがこんなに売れなかったのか理由が全く分かりません。

なかの芸能小劇場のチャリティライブは、ドナルド・マクドナルド・ハウス(入院付き添い家族のための宿泊施設)の存続のためのチャリティだったのですが、ちょうど10年後の同時期に次男の病気でドナルド・マクドナルド・ハウスにかなりお世話になりました。

入院付き添いは3カ月くらいに渡りかなり過酷で
ドナルド・マクドナルド・ハウスがなければ到底乗り切れませんでした。
そう考えるとこの時期になかのに通っていたこともエモく感じられますね。

2019の次男の入院以降はマックの募金箱には必ず募金しています。