あれから一年(川口さん追憶。)
ブラックな話を必ず入れる。
宗教、政治、差別、時事ネタ、踏み越えたらいかんラインの下ネタ、人が死ぬこと。
人が死ぬことのネタがすごく多い。
なんでこんな死体とか葬式とか言うんだろ。水害のあった年に、大量のじじいが川に流されてたとか言うんだろ。
世に認められたくないんかい。
向上心は、微塵も感じられない。でもネタを見れば、むっちゃ練習してるだろ、となる。
それから途方もないシンパシーとともに二人が生きてて、二人の生き貫く姿勢が、全く同じ方向なこと、分かる。
共通の見解に立った二人がへらへら笑いながらネタを通して話しかけてくるのだ。
『俺らのことどう、思うかのう。幸せな人生生きとる奴は。とがった奴って思うかのう』
尖ってない。全然尖ってないんだ金属は。
社会のなにかを批判したいなんて微塵も思ってない。社会の、世の不条理を全て受け止めてる。
ただ自分たちの人生に起こることすべてを笑い飛ばしてる。
教育を疑え。概念潰してけ。
そんなこと微塵も思ってない。
押しつけられる教育がクソだってことなんて小学生の時から知ってるし、どうでもいい。
そんな言葉をまともに信じて崇めたてる自分たちのファンですら、ゲラゲラ、笑い飛ばしてる。全部笑い飛ばすで。ってその生き様をネタにすべて詰め込んで、世間に出してる。
『こんな奴もおるけぇの、お前らも、あんまり真面目に生きなさんな』
鋭利でバイオレンスに満ちたネタから、慈愛に満ちた友保の言葉を感じる。
そしてそんな友保に支えられつつ、自分の身に起こってきた地獄を、笑い飛ばせないでいた地獄も『ネタにすりゃええんじゃ』と思わされ、たまにすべてのクソみたいな社会にしっかり中指を立てつつも、全部をヘラヘラと見守り続ける、ちょっと真面目なのが小林だ。
芸人として理想の姿。
たまに真面目すぎる私の生き方を『アホちゃうか』っゲラゲラ笑い飛ばしてくれる存在。
はーあ。ラジオ復活してほんとによかったです。真面目に押し潰されて死ぬところでした。
ビルディングに会いたい。
謙虚で爽やかで真面目で真面目で真面目で真面目で真面目でアホみたいに真面目で、優しかった、善人を絵に描いたような人間。
いとおしすぎる真面目な奴らが、ことごとく奪われていきます。
そんな社会ってやっぱうんこ以外の何者でもありませんね。
そんなうんこみたいな社会を宇宙からニコニコと見守ってるんだろうか。
行きますんでね。貴方の相方も。人類みんな何れか腐り果てて、行きますんで、ね。
待っててください。
浜口浜村さんというコンビ

学問としてお笑いを見ます
久しぶりに、マヂラブ以外の話題です。ずっと書きたかった話題です。
今日はちょっとお笑いを学問として扱うような話をします。
ネタの分析とか、このコンビはこの系譜だとか、当てはめていくような話もするので『そんな話は冷める』『素人が偉そうに語るな』って思った方はそっとブラウザを閉じてください。それは私の中にもある感性ですし、正しいお笑いの見方だと思います。
私は決してプロの芸人さんを上から目線で批評したいわけでなく『なぜ好きか』『どんなところが好きか』ということを説明するために『クソ笑った』の一言だけでは言葉が足りないことがあります。
だからネタを細かく見ていったり、他のコンビと比較したりもしながら、なぜ惹かれるのかをより細かく表現しないと愛が伝わらない部分があるのです。
ですので、ただのファンの立場で、学問としてお笑いを見ることをご容赦いただける方のみ、この記事を読んで頂ければと思います。
POISON GIRL BAND研究を読んだ
で、何度も何度もTwitterで語ってきましたが、サンキュータツオさんらの伝説の同人誌、『まちカドかがく』に掲載された『POISON GIRL BAND研究』を、無事に読むことが出来ました。
一読で理解できる内容ではないので、最近は毎日毎日読んでいます。
まだまだ理解は追いつきません。
最近はマヂラブの記事ばかり更新してきたこのブログ。
しかしそれはマヂラブに大きな動きがある今だからこそ、需要を見込んでマヂラブの話をしているのです。
M-1優勝から続く大きな流れが、もっともっと大きなうねりになってマヂラブを後押ししてほしい、という思いをこめて、書いてきました。
しかし、前から話している通り、マヂラブに関しては、熱量はもうダントツなんですけど、ファン歴はそれほど長くないし、持っている情報量も少ないです。
マヂラブinfo様の100分の1くらいの情報量だと思ってください。
で、また繰り返しになりますが……私が浅く広いお笑いファン歴の中で唯一『古参ファン』と恥じらいなく名乗れるコンビが、POISON GIRL BANDです。
もちろん、POISONの全てのライブを見ているわけでもないです。
それに、バリバリ現役でお笑いをされてる吉田さんはともかく、阿部ちゃんの最近の動きなんて全く分かりません。ランジャタイ国崎さんとチャパティと高尾山に行ったところで情報が止まっています。
というか、POISONに関しては、すべての動きをくまなく見たいとか、そういう類のファンではなくなっています。
2004年のM-1でPOISONを知り、中日の帽子から鳩が出てこなかったあの瞬間から今の今まで、ずっとPOISONの漫才スタイルが私の中で漫才のナンバーワンでありつづけているというだけです。
二人のプライベートが追いたいとか、そういう気持ちはもうあまり無いのです。だからこそこれほど長い間熱が冷めずにいるのかもしれませんけど。
その辺りの語りはPOISON GIRL BAND語りの記事に書いてあるので、気になる方は読んでみて下さい。
で、サンキュータツオさんの論文についてです。
サンキューさんは、漫才師であり、大学講師であり、作家です。そして昔からPOISON GIRL BANDを学問的な視点から熱く論じて下さっている方です。
そして『芸人』『国語辞典』など、研究対象になりづらい分野を学問として研究する、稀有な視点をお持ちの方です。
ひとつでも著作を読めば、サンキューさんが、どんな分野でも研究対象として見る視点を忘れない、根っからの研究者気質の方だと分かります。
で、彼が『POISON GIRL BAND研究』を発表したのが、去年の秋の文芸フリマ。
そこでサンキューさんは牧野曜さん、市原真(病理医ヤンデル)さんの小説と共に『まちカドかがく』という同人誌を出版されました。
その同人誌は一瞬で売り切れてしまい、手に入れることができなかったのですが、ありがたいことにこの春に文庫化し、読むことができるようになったというわけです。
で、その本の内容ですが、サンキューさんの受け持つPOISON GIRL BAND研究の論文だけでも200ページ以上あり、文字数も熱量もすごいボリュームです。
なので、すべてをレビューするというわけにはいかないのですが、個人的に気になったポイントだけかいつまんで記事にします。
おおまかに、この論文内で、3つくらい記事にしたいポイントがありました。
まずはじめに、『浜口浜村』さんについてですね。もう解散したのですが、この本で触れられたのをきっかけに、今更ハマってしまった元マセキ芸能社のコンビです。
現在は、浜口さんは引退され、ネタ作りを担当されていた浜村さんは、『浜村凡平』名義で、事務所に所属しないアマチュアのピン芸人という形で活動されているようです。
では、このコンビが論文内で語られる道筋を、順を追って説明していきましょう。
論文のざっくりとした説明
サンキューさんの論文では、POISON GIRL BANDの漫才を4段階に分けています。
- 長いツッコミ期(~2005年頃)
- ツッコまない期(2004年~2008年頃)
- 反復期(2006年~2010年頃)
- SF期(2010年代)
で、それぞれの時代の代表的な漫才を文字に起こして、どのような構造になっているか、どういう点が『ベタなネタ』と違っていて新しいのかといった点を主に論じています。
論文、というと、どうしてもお堅い印象になります。とっつきにくいですね。
確かに、内容は学術的ですし、使っている言葉も難しいのですが、一般的にイメージされる、客観的で冷淡な論文とは違います。
この論文には、とてつもない『エモさ』があるのです。熱量がすごい。
POISONについてどうしてここまで書けるんだ、と長年のファンですら引いてしまうくらいです。
だって、文字起こしの漫才の箇所だけでも、何十ページもあります。
POISONが2010年代に取り組んでいた「60分漫才」の、冒頭20分を丸々書き起こしたページもあります。その労力は生半可なものではありません。
『60分漫才』については、前人未到の試みであるにも関わらず、生で見られなかった方が今どこかでその映像を見る手段はありません。
だから個人的には、この文字起こしの60分漫才を読むだけでも、1700円の価値があると思いました。
サンキューさんは、POISONやお笑いを語るとき、昔から頻繁に文字起こしをされています。
私が感動した漫才を文字起こししてとっておくようになったのも、サンキューさんの影響からです。
『そんなことをして何になるんだ』と旦那に言われますけど、『何になるんだ』という理由を考えてしまうようでは、そんな変態っぽいことはできません。
心の赴くままにやっているだけです。意義があるとすれば、聞こえたものをタイピングをする速度がむちゃくちゃ上がったという点でしょうか。
サンキューさんもおそらく、心の赴くままにPOISONの研究をされているのだと思います。
だからこそサンキューさんの、POISONやお笑いへの並々ならぬ熱量が伝わってきて、めちゃくちゃエモいんです。
エモすぎる論文なんです。
浜口浜村さんというコンビ
そんなサンキューさんのエモいPOISON研究について、早急に語りたくもあるんですが、それよりも先に語りたいことがあるので、POISONの説明は次回に回します。
サンキューさんがこの論文内で文字起こしをしているのは、POISONの漫才だけではなく、POISONと同じ系譜である『自然主義』と呼ばれるコンビの漫才も文字起こしされています。
具体的に言うと、『象さんのポット』『おぎやはぎ』『変ホ長調』といったコンビです。日常的な会話から派生した漫才の系譜です。声を張ったり、怒ったりしない、諭すタイプの漫才ですね。
普段の生活のなかで、天然で何か面白いことをした人に対して、『何してんだよ!!』と強い口調でツッコミを入れる人は、あんまりいませんよね。『もう、面白いなあ』とかいった、柔らかい言葉になると思います。
そんな普段の自然な会話の中から、じわじわと笑いを引き出ししていくのが『自然主義』と呼ばれる漫才の特徴です。
また、この論文では『自然主義』と異なる形の漫才の文字起こしもされています。
例えば『大喜利型』と呼ばれるハライチの、ペットの漫才。
『おとなしいペット』『よくなつくペット』という流れから、『すかすかのニット』『見られてるずっと』みたいに、徐々に変な風に変化していくやつですね。
あれも取り上げられて、分析されています。
その他にも、スリムクラブの、間を多くとりボケ数の少ない漫才や、チュートリアルの冷蔵庫のネタなども。
徳井さんが『なにをどこに冷やすか』などの、独自の視点で福田さんを質問攻めにして困惑させる、あの漫才などが文字になっていて、POISONの漫才と比較しつつ解説されています。
で、その比較対象とされるコンビの一組に、『浜口浜村』さんがいました。
失礼ながら、私はこの論文を読むまで、浜口浜村さんの名前を聞いたことがありませんでした。だから、つい一週間前まで知らなかったコンビです。
この浜口浜村さんというコンビは、POISONと全く異なった漫才の形式をとるコンビではなく、POISONの『もしかしたらあり得た進化かもしれない存在』、もしくは『隣接する方向性のネタをやる漫才師』として、サンキューさんに紹介されておりました。
その文字起こしをされていたネタが『空手』というものです。
これは、2014年のTHE MANZAIの認定漫才師になった時のネタのようです。
文字起こしの漫才を読んだ時点で、めちゃくちゃ斬新なコンビだということは想像がついたのですが、実際にネタを見てみると、改めて衝撃を受けました。
そして、とても好きになりました。
腹筋崩壊とか、涙を流して笑うというテイストの漫才ではありません。でも、好きな世界観です。
『POISONに隣接する漫才』と呼ばれるのがなんとなくわかりました。
ネタの内容としては、まあ見てもらえればわかります。
立ち位置右の浜口さんが、立ち位置左の浜村さんに『最近、空手を始めようかな』と話し出すのですが、浜村さんは空手を知らず、『ああ、9対9で投げたり売ったりする……』『水着着てゴーグルつけて……』と空手とは違うスポーツを例に出していきます。
それに対して、浜口さんが『それ野球。空手。俺やるの空手だから』『それ水泳。空手。俺やるの空手だから』と、『それ〇〇。空手。俺やるの空手だから』という決まり文句を、延々とリズミカルに繰り返していきます。
そうする中でどんどん、浜村さんが『空手』として例示するものがスポーツではなくなっていき、『ペットボトルグルグル』とか『ショートチキンレース』といった訳の分からない概念になり……。
最後の方にはには『それ生きるってこと。』とかいう哲学っぽい概念になっていきます。
そして最後は、浜口さんも踊り狂います。結局浜口さんも空手がどんなものかわかっていなかったというオチ。
で、浜村さんが「世の中には知らないことがたくさんあります」と、閉めます。
なんというか、不思議でした。閉め方のせいか、物語的チックなものも感じました。
『いやそれは〇〇だろ!!』と、声を張ってツッコむ訳でもなく、かといってPOISONのような日常会話っぽさもあまりない。
リズミカルな、淡々とした言葉遊びで、ラストも含めて、ネタというよりも音楽のようです。
浜口さんの『空手。俺やるの空手だから』が、絶妙なトーンで繰り返されるので、それがだんだん車掌さんの降車駅のアナウンスの様にも聞こえてきます。とても耳障りが良くて心地よい漫才です。
こんなネタは見たことがなかったです。類似するコンビが一組も思いつきません。
まあ、無理やり言うなら、ボケの浜村さんの発言にツッコみどころがいっぱいあるのにツッコまないというスタイルは、POISONとかの自然主義にも近い。
でも明らかに、自然主義みたいな日常会話ではない。ツッコミの浜口さんもbot化しているので狂人に見えるし、非日常的なやりとりです。
漫才のリズムを楽しむ点では、ジャルジャルの『ピンポンパンゲーム』などに通じる部分もあります。でも、このネタはピンポンパンほどの展開や感情の起伏がなく、極めて淡々と続いていきます。
初見は、ぶっちゃけ『これだけで10分くらい聞けるな』と思いました。
ひたすら反復するというネタは私は大好物ですが、演者の声のボリュームが大きすぎたり、展開がありすぎたり、感情の起伏が多すぎると、聞いてて疲れてしまいます。
ジャルジャルのピンポンパンは最強に面白いですが、なんたってあの熱量です。演じるにも聞くにも4~5分が限界でしょう。完全にM-1用のネタです。
唯一、ちょっと近しいものを感じたのはランジャタイです。
私は、国崎さんが、ひたすら同じことを繰り返すようなネタが激しく好きなのですが、それも国崎さんの天才的なリズム感と、伊藤さんの感情の起伏の無い相槌があってこそ聞けるものです。
伊藤さんの声が耳障りだったり、少しでも主張したり、声を張り上げるようなことをしたら、一気にすべてがストレスとなって降り注ぐ気がします。
浜口浜村さんの漫才も、そんな風にストレスがない漫才です。関西風の強いツッコミに抵抗がある人でも聞ける。爆発力はなくても、じわじわと狂った世界に入っていく面白さがある。
そしてラストはほっこりと終わります。他のネタもいくつか見て見たのですが、どれも閉め方が好きなんですよ。
狂いっぱなしじゃなくて、どこか優しい。物語っぽい。おしゃれ。
そしてスーツ姿の二人の佇まいが、とても絵になります。兄弟のような、双子のような。イケメンだけど、主張は薄いお顔立ちがまたスタイリッシュです。
と、いうわけで、このネタからすっかり浜口浜村さんにハマりました。
『浜浜』、って略すみたいですね。それもまたオシャレ。今更知っておいて、そんななれなれしく呼べないですけど。
知る人はみんな知っている
私は、マヂラブ語りでも言いましたけど、2011年~2014年のTHE MANZAI期の賞レースは、POISON以外は一切追っていなかったです。
だから、ここで初めてネタを見たはずなのに、浜村さんの少年のような顔立ちに、どうも見覚えがありました。しかも、つい最近見たような気がしました。
どうしてだろうと、浜村さんのTwitterを調べてみると、理由はすぐにわかりました。浜村さんが自叙伝を出版されていたんですね。
このことについて、数多くの東京芸人さんがTwitter上で触れていました。私は、ランジャタイの伊藤さんのツイートで見ていました。
そしてランジャタイの国崎さんも、『らしさ』全開でAmazonレビューにコメントしていたようです。

その他にも、マセキつながりの三四郎さん、古坂大魔王さん、オジンオズボーンさんなど、そうそうたる面々が浜村さんの著作をTwitter上でレビューしていました。
それに、私のフォローしている東京芸人さんや、金属バットさんなどの大阪芸人さんも含めて、数多くの芸人さんが浜村さんをフォローしていてつながりがあるようでした。
そこで、浜口浜村さんのお笑い界における立ち位置が、なんとなくわかりました。芸人さん界隈と、きちんとお笑いオタクしていた人の中では、知らない人はいないコンビだったんですよね。
世間に名前が売れていないのに、芸人さんの中では絶対に知られている人、知らなければならない人というのは、います。
POISONも、表舞台で活躍しなくなった今は、その一組とカウントされがちです。でもまあミーハーお笑いファンじゃない、ネタが好きな人の中で、POISONを聞いたこともないって人はまずいないでしょう。
私はずっとまじめにお笑いオタクをしてきたわけでもなく、かといってネタが好きでミーハーファンでもないという中途半端なお笑い好きですが、浜口浜村さんは存在すら知りませんでした。
それは、彼らが2003年~2010年までのM-1が3回戦止まりで、2015年に解散してしまったという理由が大きいです。
世に出たのは2014年のTHE MANZAIと、同2014年のお笑いハーベスト大賞の決勝くらいだったのにも関わらず、その時期の私のお笑いへの興味は、舞台もテレビも全く見ないレベル。本当にポイズンのみの時期だったからです。
そのほかは舞台中心に活動されていたようですが、浜口浜村さんはマセキ所属で、劇場をもたない事務所だったため、M-1などのお笑いコンテスト以外に世に出る経路を見つけづらかったのでしょう。
私が舞台に頻繁に通っていた時期と、浜口浜村さんの活動時期が合わなかったことが、本当に悔やまれます。一度でも舞台で見ていれば、忘れられない、かなり好きなコンビになっていたでしょう。
だんだん世界観に引き込まれる
サンキューさんが著作で取り上げていた浜口浜村さんのネタは、『空手』だけではありません。
この『映画と小説』というネタも文字起こしされていました。
この動画だと少しネタが聞き取りづらいんですが、面白さがわかるでしょうか。
まず出囃子に激しく興奮しましたよね……。はっぴいえんど『風をあつめて』です。重度の細野オタクなので、最高の選曲にテンション爆上がり。
で、サンキューさんはこのネタについて、”『二人セットで面白い』を志向している”、と表現されていました。
見てもらえばわかる通り、二人が途中で入れ替わっていく漫才なんですが、二人の佇まいがなんとなく双子チックで、声質も似ているので、入れ替わっても何の違和感もないのが面白いですよね。
その入れ替わる前の会話、『映画、小説、映画、小説』といった部分の間の取り方が、とてもリズミカルで、ネタの雰囲気づくりに貢献しています。
なんというかEテレっぽいです。いつもここから。アルゴリズム体操。ああいうのが似合う感じです。
二人が入れ替わった後の畳みかけるような主張と、脈略もなく『人を殺すのはダメ!絶対ダメ!』と声をそろえるまでの、一連の流れに勢いがあってリズミカル。
その後、下ネタとかブラックな要素もちょい織り交ぜつつ、入れ替わるパターンを反復すると思いきや、裏切りがあって飽きさせないし、一瞬メタい展開になる場面もありました。
で、オチは再び『人を殺すのはダメ!絶対ダメ!』(笑)
……なんていうか、この閉め方がほんといいですね。
ネタ全部がリズミカルで美しいし、いいもん見たなーって思っちゃいます。
今日上がっていたネタも、クソ笑いました。
こんな、じゃれ合うみたいなツッコミは見たことないし。(笑) ツッコミの動きのパターンが全部違うのが笑える。
笑い飯さんみたいなダブルボケなんですけど、めっちゃほのぼのしますしずっと見ていられますし、なんかところどころ哲学的です。『幸せってこういう事なんじゃないか』とか、漫才であんまり聞かないフレーズ。
またちょっとメタ漫才っぽくなってスネて離れていく浜村さんにクスクス笑えるし、オチのダイナミックな動きにも爆笑。どんなオチだよ。動きでオトすとかあんまり見たことないです。
ここ数日、毎日彼らの漫才見ていますが、毎日見ることで笑いがどんどん増していってます。二人の世界観に慣れてきたんでしょうかね。
どうしても惹かれる人たち
昔からなんですけど、どうにも私は、『勝者』が語るエピソードに共感しきれないところがあります。M-1優勝すると、いろんなことが美談として語られます。
お笑い人生の中で、嫌なことも笑えないことも、簡単に片づけられたくないこともあるはずなのに、全部M-1優勝の前フリだったみたいにストーリーが後付けされます。
そういうの見ると、そんな簡単なもんじゃないだろって思っちゃいます。『物語にすんな』って気持ちになったりします。
私が誰かに勝手に自分の人生の一部を『物語』にされたら、全力で中指立てますね。ひねくれ者なので。感動ポルノ、とかいうのも大嫌いです。
物語にした方が『消費』されやすいから、物語にするわけでしょ。ただ歴史として語るよりも、物語にしたほうが感情移入されやすい。
でも嘘っぱちでしょ、って思っちゃうのが暗黒人間の思考の特徴です。まあ、社会にうまくなじめない人間の特徴とも言えます。
だから、浜口浜村さんのような『時代の潮流から零れ落ちた才能』のようなものに、強く強く惹かれてしまいます。
POISONもそうです。M-1に3回ファイナリストになりながら、ゴールを迎えて落ち着くということもなく、少なくとも吉田さんは現役バリバリで新しいお笑いに挑戦し続けているのに、ずーっと評価が低いです。零れ落ちていて、掬い上げるのはほんの一握りのファンと業界関係者さんだけです。
評価なんてどうでもいいんだ、という域にもう達しているのかもしれません。そこは私にはわかりませんし、知る必要もありません。
時代の潮流に乗り『物語』として消費されているコンビを応援するばかりでなく、『物語』にならなかった、才能はあるのに不当に評価の低いコンビを掬い上げて紹介することに私は意義を感じます。
マヂラブも不当に評価が低いと思っていましたが、それはご本人たちが見事にひっくり返しました。でも、ひっくり返せないコンビもたくさんいます。
浜口浜村さんも、そんな潮流にのれなかった天才の一組でしょう。
浜村さんの著作を読んで
なんの偏見も交えずに、人間性とか考えずに、ネタを純粋に見たいという気持ちがあったので、浜村さんの本を読むかどうかは迷いましたが、どうしても気になって今日読みました。
結果、読んでよかったです。都合のいい物語なんてなにもありませんでした。ただ途方もない哀愁がありました。
素晴らしいと思ったのは、生まれ変わっても芸人をやると、名言されていたことです。売れるとか売れないとかではなくて、ただお笑いが好きで、お笑いを楽しんでいる、浜村さんの人物像が見えてきました。
そして、とても繊細な方だと思いました。人の気持ちに敏感な方だということが文章の端々から伝わってきました。
『もう少し面白くありたかった』と仰っていました。私は、十分に面白くあったと思いました。ただ掬い上げる存在がいなかっただけだと思いました。
売れる人と売れない人の違いって、なんなんでしょうね。
私には全然わかりません。
ひとつだけ確かなことは、私は浜口浜村さんの漫才が狂おしい程好きであるということだけです。
youtubeチャンネル。いっぱいネタが見られました。ラジオもあります。大喜利もあります。ぜんぶタダです。
すごくツボだった浜村さんのnoteの自己紹介記事です。
世の中には、知らないことがたくさんありました。
また次回へ続く(と思う)。
『スーパー野田ゲーPARTY』初見プレイ所感
ついに発売!

昨年7月~9月に行われたクラウドファンディングで集まった約1,300万円の資金を使い、面白法人カヤック様の数珠の面々、そして『もじぴったん』開発者でもある鬼才・後藤裕之さんと共に着々と進められていた野田ゲーPARTYが、ついに発売されましたね!
支援に参加したときはM-1優勝するとは思っていなかったので、ファンも増えて想像以上に野田ゲー旋風が巻き起こり、ツイッターでもトレンドに上がっていました。
色々と感慨深いのですが、そんな胸の内は置いておいて、プレイ所感を簡単に書いておきます。むちゃくちゃ面白いし、安いし、みんなにやって欲しいからね。
各ゲーム紹介
ゲームの概要はまあファミ通さんとか他のサイトを見てもらうとして、今日はプレイした感想だけをざっくりまとめていきます。
プレイした人
- 私。ゆるゲーマー。好きなゲームは『UNDERTALE』。ドラクエはお城の周りで雑魚敵を倒し続けレベルを上げてから進むタイプ。
- 長男8歳。ガチゲーマー。好きなゲームは『Minecraft』。マリオは苦手だがマリオメーカーのコース作りが上手い。
- パパ。好きなゲームは『にゃんこ大戦争』。ゲームあまりやらないのにやったときは大体なんでも勝つ戦略家。
- 長男の友達8歳。ゆるゲーマー。
- 長男の友達9歳。ゆるゲーマー。4月にお誕生日を迎えた。
- 次男5歳。ゲームに全く興味がない。
つり革

代表作ですね。初プレイは2秒で停車して、クッソ笑いました。
結局この日は60秒くらいが限界だったかな。いくらでもやりこめるゲームですね。ツイッター見てみると130秒くらい行ってる人もいました。
2人対戦がやっぱり盛り上がります。ゆらゆらするつり革の動きをよくみながら細かく左右に動かしていくのがコツのような気がする。音楽もクセになる。
世直しすゑひろがりず

ダントツでゲームとしての完成度が高い。これだけで十分1000円の元を取れますね。パパと息子が二人プレイの『やすし』でずーっとやっていました。
一人プレイでは南条殿、三島殿のどちらかを選びプレイ。見ていた感じでは断然、南条殿より三島殿のほうが使い易そうでした。そして難しい。むずしでクリアできたらこれは凄いなと思います。
ゴミを集めたり歩きスマホを注意したり、倫理スキル高まりそうなゲーム。子供にやらせたい感じですね。
そして気持ちよく世直しをしていくだけかと思いきや、道具を使う順番など考えなければならない要素は意外と多い。
これには『にゃんこ大戦争』が大好きなパパがめちゃくちゃハマってましたね。ほのぼのしたゲームが好きだけど、戦略立てて勝っていくのが好きな人にぴったりなゲームだと思います。
まぁまぁあぶないじゃん

それぞれの役を見ながら、四方八方から飛んでくる牌や点棒などを避けていく。上がり牌に当たればツモとなってボーナス点が入る。
得意の弾幕系です。避けるのは楽しい。でも麻雀の知識も皆無な我が家メンバーには上がり牌がわからない。その時点で無理ゲーでしたね。出直してきます。
マシュマロいくら焼けるかな

初見プレイ時、操作性がよくわからなくて何回も怒られて、そのコラァ!って怒った顔を何回も見ていたらだんだんおばあさんに腹が立ってきました。
そのうちBGMにもなんか腹が立ってきました。腹の立つゲームです。
ゲームとしてはまあまあ面白いしコツを掴めばサクサク焼けていきます。でもやっぱり腹が立つゲームです。
長男とその友達たちはわりとこれ好きでした。
(追記:2021.04.30)
酷い評を書いてしまったんですが、後程驚愕の事実が判明しました。
マシュマロの原案イラスト。これは実は10年以上前に考えたものなのでした。 pic.twitter.com/wqRswA2aJ4
— 尼崎デヴィ郎(Bofura Project) (@DewiroAmazaki) April 28, 2021
出資者様のツイートです。物凄く才を感じるタッチのイラストが描かれています。
このゲームは出資者様の脳内で原案がずーっと温められて、こちらで世に出たというわけでした。
どのようにして『お婆さんバレずにマシュマロを焼く』という発想が産まれたのか、私は知る由もございませんが、何となく子どものころからぼんやりと頭の中にある世界観というのが誰しもあると思います。
『角材ですぐ人を殴る気難しいお婆さん』という、飛躍した発想が、私には幼少期にストーブに当たりながら眠る短気なお婆さんを見ながらぼんやりと考えた題材のように思えて、勝手ながらノスタルジーを感じました。
これを読んで、こんな酷い評をした自分が恥ずかしくなりましたよ。本当にもう消したいですけど、戒めとして残しておきます。
出資者様のさまざまな思いの詰まったゲームなのだと痛感しました。
出資者ご本人様、もしご覧になっておりましたら、大変な失礼をしてしまったことを改めてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。2021.04.30 nao
(追記終わり)
オニオンクエスト

平和な世界で魔王も倒さずただただレベルを上げていくだけのRPG。
全員負けると全員タマネギになる。平和だ。
昔懐かし、SFC版の「RPGツクール」を思わせるようなマップや台詞。こういう何のストーリー性もないRPGを山ほど作った幼少期を思い出した。
まあ私は当然好きなんですけど、散々やり込んだ後に『何やってるんだろう……』って絶望するやつでもあります。それでもたぶん欲求が抑えられなくて、そのうちレベル100とかにしますね私は。わかる人にはわかるだろう。
小ネタが多くて、野田さんのワードセンスや発想力が好きな方はかなり楽しめそうです。
~GALS FIGHTER~応援

なんとももどかしいゲームでしたね。
いろんなステータスを持つ個性あふれるギャルたちの中から一人を選ぶ。「アイドルマスター」シリーズをこよなく愛する私からすると、この女の子を選ぶ時点でもうワクワクが止まらない。
はやる気持ちを抑えながらいざ戦いに!と挑んだら、まさか、観客を操作するなんて…。
常識的に考えて、目はどうしても応援者ではなくギャルにいくので、蹴りたい!殴りたい!という気持ちが芽生える。
しかしその気持ちを押し殺しながら、かんだ後のガムとかルーズソックスとか、弱体化したり強化したりするアイテムを応援するギャルに向かって投げなければならない。
うまく当てるのがまた難しいんだ…。全然当たらなくて、自分の推しを弱体化させちゃったり相手を強化しちゃったりする。うまく左右への動きを読めればいいんだけど、動きのパターンが掴みづらい。あまりにももどかしくて、匙を投げましたね。
あとギャルの定義が古いんです。『ルーズソックス』って下手したら今の若者知りませんよ?
めっちゃワクワクさせられて落とされたんで、酷評します。これは。
しかし最高に良かった部分もあります。音楽です。
運よく野田ガチャで引けたので曲名がわかりました。
「OWARAI SOLDIER」by ZAKK様。素敵な音楽をありがとうございます。
ボタン遠すぎじゃない!?早押しクイズ

これはむっちゃくちゃ面白かったです。一番好きかもしれない。
まあ迷路を辿りつつ、出てきた問題を読むっていうところがポイントですよね。迷路に集中すると問題を読み忘れる。問題に集中すると先に迷路攻略されてボタンを押されてしまう。
最初は問題を読み忘れたりしますが、慣れてくると『問題を読む』と『迷路を進む』の二つの動きを同時にできるようになってきます。迷路のパターンが毎回変わるので、運要素もありますが、確実に早く進めるようになってくるのでそれが楽しかったです。
問題も簡単な四則演算だったり、小学生にも十分わかる知識問題なので、小学生たちも大盛り上がりでした。運要素があるから、大人も子供も関係なく勝ったり負けたりもします。
しいて言えばひとりでやるCOM戦は、COMが弱すぎてあまり盛り上がらないですかね。家族や友達とやるゲームだと思います。
おたけさいこっちょーゲーム

ごめんなさい、もう夜も遅くなってきたので、おたけさんに関してはまだノーコメントでいいですか?
いいですよね。
後程内容を追記するかもしれませんししないかもしれません。
おたけさんの野田さんに対する愛は痛い程伝わってきました。
音声衰弱

これはもう野田さんファンのためのゲームじゃないかな。
もちろんゲームとしてもシンプルに楽しめるんですけど、『野田さんに言ってもらいたい台詞』を支援者さんがリクエストして言ってもらうという、ファンサービス用のゲームのような気がしました。
推してる芸人さんに『愛してるよー!』とか言ってもらえたらね、やっぱり嬉しいですもんね。普段野田さんが話すトーンとは毛色の違うボイスもありますしね。
野田さんファンとしては是非全てのボイスをコレクションしたいものです。そのためにやりこむと思います。
将棋Ⅱ

これもイチオシです。
手っ取り早く楽しめるタイプのゲームではないけど、コツコツ、コツコツと駒の種類と動きを覚えて、手際よく相手の駒を回収できるようになっていく過程が楽しいです。
これだけあるから覚えられないだろ!と初めは思いますが、やっていくうちにだんだんと覚えていけるものです。そのうちにお気に入りの駒とか、これで攻めたいとかっていうのが出てきます。
今のところ推し駒は『夏美』ですね。非常に使い勝手がいい動きをしてくれます。
こういう系はとても好きです。長男も今日一日で30パターンくらいは覚えたようです。COM戦でも楽しめるし、勝負しても面白い。
『これをやり込んでいけば、藤井壮太さんにワンチャン勝てるかもしれない』と野田さんは仰っていましたね。どうなんでしょう。
初見では藤井壮太さんに勝てるかもしれないけど、藤井壮太さんが3日もこれをやりこんだら、やっぱり誰も勝てなくなるような気がするなあとやりながら思いました。
なんてったって藤井さんは人間のレベルを超えた存在ですからね。
でもこれを極限までやりこんだ人と藤井さんの対戦は、実現するといいなあと思っています。今の流れならきっとできる!
新・干支レース

ゲームとしては、アイテムを取りながらゴールを目指してダッシュする感じで、効果音もマリカーみたいで爽快感があります。
操作性はあまり良くないですが、そんなことよりも私はこのゲームに込められたペット愛がたまらないです。
ここに出てくるペットちゃんみんなが飼い主にとても愛されていて、どこかで穏やかに過ごしているんだなあと思うと、心がほっこりします。
これに支援された方は本当に素敵な飼い主さんだし、一生の思い出になったと思います。
愛にあふれたゲームです。
凄六

初見は途方もないゲームだと思いました。えー一兆マスやらなきゃいけないのぉ?だるいなあ……。と思いました。
最初は長男が一人でやっていて、いい音楽だな~と横目に家事をしていたのですが、そのうち私が誘われて二人プレイでやってみました。
するとカードの使い方だとか、相手の動きを止めるタイミングだとかが意外と重要なことに気が付きます。
カードをたくさんまとめて一度に大量にサイコロを振るか、ちまちま振るかでも全く進むスピードが変わってきます。
その辺が奥深く、またスピード感のあるBGMや、サイコロを振っている時のサイケデリックな背景がたまらなく中毒性のあるゲームです。
パチンコやらないんですけど、パチンコやる人はこういう雰囲気が好きなのかなって、勝手に想像しました。
そしてカードを上手く使えるようになってくると、途方もなく見えた一兆マスも、どうにか終わりを迎えることができます。
ゴールに至るまでの過程にやりがいがあってとても面白いゲームでした。長男のお気に入り。
要所要所の小ネタもいいですよね。ちょっと暗くて、野田の日記の世界を思い出します。
次降ります早押しバス

発売前から絶対にこれは盛り上がるだろうと踏んでいた早押しバス。
結果的に、やっぱり一番盛り上がりました。複数人のプレイが最高です。
小学生たちもおおはしゃぎ。そして大人より子供の方がこれ得意だってこともわかってきました。脳が老化してるかどうかの違いです。少なくとも私の反射神経や動体視力は、子供にかないませんでした。
どんどん流れる文字が早くなっていって、最後の方には文字も早すぎて見えなくなります。その、身体の限界に挑戦している感じが、めっちゃ楽しかった。
見える見えないのギリッギリを責めているのでなんとか頑張れば見える。しかし一瞬でも気を抜くと見えない。このバランスを生んだ製作者さんが凄すぎる。
ほんと居合い抜きのような0コンマ1秒の争いになり、勝った負けたでおおはしゃぎでき、最高のゲームでした。
今後もこのゲームは息子の友達が来る度に盛り上がることでしょう。私も身体の限界値まで挑戦したいですね。
スーパーブロックくずして

みんなで大爆笑です。一番笑えるゲームじゃないですか。最強のネタです。
デッカちゃんさんはなんやかんやで最強です。彼にいつも目をつける野田さん、ズルいな!と思ってしまいます。笑わずにはいられないじゃないですかこの顔見たら…。
赤デッカと青デッカがいるのがまたじわじわ笑えます。
まあ先週のANN0のゲーム実況で、画面中央の安全地帯が発見されてしまったのでそれにのっとっていけばクリアできるんでしょう。気づいちゃった、気づいちゃった、わーいわい♪
その手を使わなくてもそれなりにやればクリアできるでしょう。
そしてこのゲームのオープニングで使われている女性ボーカルの曲がいい。何ていう曲なのか、だれが作ったのか気になるので野田ガチャで早く引き当てたいです。
ゲーム内でかかっている曲もいいんですよね。
音オタってのは、ゲームのこういう要素が気になる人種です。
(追記 2021.04.30)なんていう曲か分かりました。下記『コレクション要素』の欄に追記しました。
太ももが鉄のように堅い男てつじ 昭和も!平成も!令和も!

言わずと知れたR-1ネタ。
こんなストーリーあったんだあ、ってのがまず新鮮でしたね。背景のストーリーがちゃんと練られていたんだと。てつじがとても好きになりました。
ゲームとしてはまあとても難しいです。そんなにやりこんでいないのでクリアしていないですけど、まあ私のスキルじゃしばらくかかりそうな気がします。
長男はこれを極めたいらしいので、がんばってクリアしていました。ラスボスではとにかくいっぱいジャンプしてましたね。
中々クリアできないゲームバランスが丁度いいなと思うし、長く遊べます。何よりすごく時間をかけて凝った作りになっているのがよくわかりました。
R-1にかけた思いが伝わってくるようでエモいです。
クリアするにせよ出来ないにせよ、マヂラブファンとしてはこれをプレイできるってだけで、満たされた気持ちになりますよね。
野田さん、発売してくれて本当にありがとうございます。
頼むぜ!ボルダリング姉さん~アルティメット・エディション~

やっぱボル姉をやらないと野田ゲーは語れないです。先行すると画面から消える、という愛すべき仕様。奇妙な動き、全然セクシーじゃないサービスショット、遅すぎた時の辛口コメントにもまた趣があります。
ザ・野田ゲー。不完全な部分もひっくるめてネタとして楽しめる、野田ゲーのおもしろ要素が全部詰まっています。
といいつつもまだ初日なのでそこまで攻略はできていません。早くステージ2、ステージ3といきたいのですが。
攻略としてはまあ今まで通りレモンを見つけることに全集中ですね。
二人プレイをしたときの微妙なせめぎあいが笑えます。先行して画面から消えてあたふたする友達を見て、ゲラゲラ笑いながら二人プレイするのが、このゲームの正解じゃないかな。
ゲーム興味なしの5歳の次男が唯一食いついたゲームでもあります。操作は難しいようでしたが、『レモンあった!いちごあった!』と見つけては喜んでいました。
コレクション要素

ゲーム内でのコレクション要素には、食いつく人と食いつかない人が明確に分かれるとは思いますが、野田ゲーPARTYにおいてはコレクション要素が非常に豊富です。
支援した人ならばみんな、ここからどうにか自分の素材を探し出したいと思いながら野田ガチャを引くでしょう。
私はコレクションは好きでも嫌いでもありません。
でもゲームにおけるBGM要素を非常に重視しているので、BGMはコンプしたいなあと思っています。
野田ゲーにもとても好きな音楽がたくさんあるんですね。ふと流れるんですが、名前も作曲者もわからない。
このOWARAI SOLDRERという曲と、『凄六』の時に流れる高速ユーロビートがとても好きなんですよ。めっちゃ飛べます。あと『スーパーブロックくずして』のタイトル画面で流れる女性ボーカルの曲もですね。
Twitterとかで探し出してこの曲の感想を伝えたいので、早くガチャで出てこないかなあと思っています。
(追記:2021.04.30)
『スーパーブロックくずして』のタイトル画面のBGMを発見しました。
『スーパー・スーパー』by Bofura Project 様。
たまらんです。このポップなメロディー、ありふれた日常的なPV、日常そのままを語った歌詞。こんな音楽の流れるスーパーに行きたい。
そしてこのBofura Projectに関わっている方が、前述した『マシュマロいくら焼けるかな』の開発にも携わっておられるようです。
他にもたくさんの楽曲を提供されているそうなので、分かり次第個人的なメモとしてTwitter上に残し、ある程度増えてきたらBGMリストのようなものも作りたいと思います。
アマチュア、プロ問わず世にはさまざまな才をお持ちの方が溢れています。
そんな才に触れるきっかけともなるこのゲーム、やっぱ最高です。
(追記終わり)
オープニング画面
これもクオリティの高いものが色々ありますね。見ていて楽しかったです。
マヂラブのネタが随所に盛り込まれていてオタクにはたまらないですね。

魅惑の何かとかでっかいエビとかマッチョランニングデニムとか。ちゃん村はキャンディーついてる時代。


小ネタ
細かな所に、いろいろと笑える要素があります。こだわりを感じますね。


感想
これが1000円では安すぎます。もっと課金させてもいいのではと思う位です。
ってなわけで非の打ち所がないゲームですし、全国民にプレイしてほしいです。たぶん全国民が楽しめるんじゃないかな。
ゲーマーも非ゲーマーも、マヂラブファンも非マヂラブファンも、好きなゲームが一つは見つかって楽しめるでしょう。
小学生たちがやっていましたが、『将棋Ⅱ』が好きな子もいれば『次降ります早押しバス』が得意な子もいたりと、それぞれの味が出て大変面白かったです。そんな風にゲームの趣向をバラけさせつつ、きちんと野田ゲーの雰囲気を残して作って下さった面白法人カヤック様、後藤さんには、マヂラブファンとして頭が上がりません。
これをあの短期間で仕上げるなんて神業としか思えません。
SNSを通じて支援者さんと直接繋がれるのもいいです。素敵だなあと思っていたイラストの支援者さんに感想を伝えられたりとか。
ゲームやってて素晴らしさに感動してるのに、感想を直接相手に伝えられないのがもどかしかったりするじゃないですか。
でも、支援者さんが『これ作ったよ!』とアピールしてくれていると、直接交流ができる。作り手をすごく身近に感じるゲームです。
将棋Ⅱの駒ひとつにしても思いがこもってますからね。お気に入りの駒を見つけたとき、この支援者さんはどんな気持ちでこれを書いたのかなぁと思いを巡らすことができるのも、また乙です。
そして何と言ってもこれをM-1と並行して進めていた野田さんの技量ですね。全部真剣にやるんだなと思いました。分かり切っているのに、分かり切ったことをいざやられるとぐうの根も出ません。
完全に天下をとってるし、『野田ゲー』という新たな潮流を作っています。もう野田さんに関しては、サブカル文化の価値観をひっくり返す男だと思っています。
この辺の事はまた話し出すとダラダラと長くなるのでここでは語りませんが。
野田ゲーの今後への期待
というわけで何も文句はないのですが、個人的に大好きな『寿司』が入っていなかったのは、少し残念でしたね。もし野田ゲーpartyの続編が出るとしたらやりたいです。
『寿司』は一人プレイしかできませんが、本当にゲームとしての完成度が高くて奥深いんですよね。
あとは『グラジウス』的なシューティング。長男はこの『グラジウス』をプレイしてプログラマーを志したんですよ。グランジが時代的に合わないのであれば別の芸人さんでもいいですけど……(涙)……ぜひ進化版をプレイしたいものです。
『モンスト』『FF7(ファイナル ファック 7回)』『マッチョあつめ』『野田ウォーク』……やってみたい野田ゲーはいっぱいありますが、倫理的に無理なものもあるのがキツイところですね。
ただ『野田ウォーク』については、長男がパパの裸をモチーフにScratchで作ってくれそうです。育児界隈のみなさんの前でこんな発言したら炎上しそうですね。
今後、アップデートでまた新たなゲームも収録されるようですし、楽しみにしています。
さあ、四の五の言わずに購入しましょう!!たった1000円!!
大人は外食を何回か我慢して、小学生はおこづかいをためて買いましょう!!
この感動をあなたにも。
最後に今日フォロワーさんと話した、最高にエモい動画を張り付けておしまいにしましょう。
2013年の野田さん、好井さん、そのゲーム8年後に任天堂から発売されますよ。
バグだらけでも、スベっても、何も迷うことはありません。突き進んでください。
見たこともないジャンルの文化が出来上がる未来が待っています。
マヂカルラブリーについて語る

「月間芸人」より。10年前のマヂカルラブリーとこの劇場を知っている人には、この写真のエモさが伝わると思う。
はじめに
マヂカルラブリーがM-1で優勝してから、語りたいことは山ほどあった筈なのですが、なかなかブログに書きだすことが出来ませんでした。
なぜかと言うと、私は彼らの最初期(2008年~2010年位)を頻繁に見てきており、思い入れが深すぎるが故に、情動過多になって、客観的に伝えていく自信がなかったからです。
まだ優勝から半年もたっていません。優勝はもちろん喜ばしいことですが、まだマヂラブが地上波で引っ張りだこな今の現実を受け入れられずにフワフワしている自分もいます。
そんな言葉がいまだに信じられない自分がいますし、バラエティなど見たら泣いてしまいそうで怖くて見られない自分もいます。
なのでやっぱり思うようには記事を書けないと思いますが、たぶんこのタイミングで思いを吐き出さないと、みんなが読むタイミングも逃してしまうのではと思いますので、勇気を出して書いていきます。
今の自分の姿は、正直に言って冷静さを欠いているし、理想とされるファン像とはおおよそかけ離れたものと思いますが、そんな奴もいるんだな~って位に軽く見ていただけると幸いです。
とりあえず泣かずに書くよう頑張るので、興味ある方は読んでください。
目次
- 馴れ初め
- AGE AGE LIVE
- なかの芸能小劇場
- M-1グランプリの所感
- 気持ちが離れる
- 再熱
- 単独ライブ
- KOC
- 勇者ああああ~R-1~M-1
- 今の正直な気持ち
馴れ初め
私がマヂカルラブリーを知ったのは、POISON GIRL BAND語りの記事でも書いた通り、2008年に渋谷∞ホールで行われていたAGE AGE LIVEです。
いつの時期のAGE AGE LIVEだったかは忘れましたし、当時よく書いていた『mixi日記』を漁っても、どの時期か正確にはわかりませんでした。
2008年の秋ごろには既に夢中になっていて、東京のM-1準決勝にマヂラブが進出した際、『マヂカルラブリーに優勝してほしい』といった旨の日記を書いていました。
マヂラブがAGE AGE LIVEに出始めたのは2007年12月からなので、そのころにはもうほぼ毎週∞ホールに通っていたはずですから、たぶん知っていたはずです。

初めてネタを見た時
当時のマヂラブは、野田くんがランニングだったり、動きのパターンが今より単純で少なかったり、村ちゃんがコントっぽい優しいキャラになって厳しいツッコミをしなかったりと変化はありますが、大雑把な構成は今とあまり変わっていません。
野田くんが『~したいよ~!!』と願望を叫び、村ちゃんがそれに乗って野田くんに翻弄される感じです。
本当に面白くて、当時の東京のお笑いファンの中では『確実に売れる』と見られていました。もう来年あたりにはM-1決勝行くんじゃない?っていう雰囲気でした。
私も彼らのネタを初めて見た時は、衝撃と興奮でアドレナリンが出まくりでした。
ネタを見た直後に、結婚する前の現夫に電話して『絶対に売れるコンビを見たから名前を覚えてて』と、興奮しながら喋った記憶があります。
野田くんの動きが奇抜でヒヤヒヤさせられる感じを、村ちゃんがうまーく受け止めて大衆受けするポップな表現に言い換えていて、本当にベストマッチなコンビだなと当時から思っていました。
私服の野田くん
ただ当時の私は『お笑い箱推し』ではなく、POISONと東京シュール5メンバーだけに夢中であり、それほど熱心にマヂラブを追いかけていたわけではありません。
2年目でこれは凄すぎるという強烈なイメージはありましたが、まだ『大勢の面白い芸人さんの一人』としてカウントしていたようにも思います。
それがくっきり、他の芸人さんとは違うと感じるようになったきっかけは、前の記事にも書きましたが、POISON吉田さんの出待ちをしている時に、通りかかった私服の野田くんを見た時です。
正直、舞台上で野田くんを見た時は、『イケメン』とかいうことは全く感じていませんでした。というか、動きの奇抜さに目がいっているので、顔なんて見ていません。
トークの時は、先輩に本当に失礼な態度ばかりとるので、いつかブチ切れられるんじゃないかと毎回ヒヤヒヤしていました。
まあ、私の中での野田くんは、江頭さんみたいな印象でした。
しかし、私服姿の野田くんを見てその考えが変わりました。
『うっす』みたいな感じで先輩に挨拶をしてきた恐ろしく美しい青年を、瞬時に誰だか判断することはできませんでした。だってイケメン芸人とかいうレベルではない。ジャニーズとか、俳優さんとか、そういう感じ。
誰だかわからずポカーンとしていると、『野田くんね』と、教えてもらいました。
『えっ!?あの野田くん!?』とビックリしました。
正直、私服はあまりおしゃれではなかったです。何か、紫色とかあずき色とか、微妙な色の長袖のTシャツを着ていました。
それでもランニングの時とは、格好も態度も別物だったので『ああそっか、普段からヤバイ人なわけじゃないよな』と私はようやく気付いたのです。
同時になんでこんなにイケメンだということに気づかずに舞台で野田くんを見ていたのかと、不思議に思いました。
野田くんから漂うサブカル感
そこから野田くんの芸だけではなく、私生活のことが気になりだし、ネットで検索してマヂラブの魔法のiらんどを見つけました。
そこには、もう周知の通りですが、野田くんの意外な文才が発揮されていました。どれもこれもなんともいえない、哀愁の漂う文章でした。
当時一番好きだった野田の日記を引用します。書籍のはじめのほう、47ページです。
『桃太郎(バッドエンドVer.)』
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが川上からドンブラコドンブラコと流れてきたとさ。
終
このたった2行の中に、野田くんのブラックな鋭い感性が詰め込まれていると思いました。
ああこの人、暗黒人間だ。根暗もいい所だ。きっとロフトプラスワンとかいける人だ。文化的だけどメインカルチャーからは一歩ズレてる、サブカルと親しい人だ。
と、自分の中にもある要素と重なる部分を感じて、急速に親しみを覚え始めました。
そしてiらんどを見て気づいたのですが、野田くんと私はほぼ同い年でした。
当時、21歳とかです。同い年くらいの人がこの舞台で、こんなに大爆笑をかっさらい、こんなに鋭い文章を書いていると言うことは、よくよく考えると物凄いことでした。
そこで、野田くんは天才だ!と、ようやく気が付きました。
そこからマヂカルラブリーは、私がPOISONや東京シュール5のメンバー以外に、唯一追いかける対象となっていきました。
AGE AGE LIVE
AGE AGE LIVEのシステム
当時∞ホールに通っていた人には退屈な話題になりますが、当時のマヂラブがどれくらい凄かったのかを説明するために、当時∞ホールで行われていたAGE AGE LIVEのシステムについても説明しておきます。
2007年~2010年まで∞ホールで行われていた、芸人が客のアンケートをもとにピラミッド形式に繰り上がっていくライブです。

ピラミッドの階層は、
- A age
- B age
- C age
- MAE age
- AGE AGE チャレンジ(AGEチャレ)
- AGE AGE プロジェクト(AGEプロ)
の、6階層に分かれておりました。その後改変があったようですが、私がよく通っていたのはこの6階層の時代です。
月末に各階層の入れ替え戦のようなものが行われ、そこのアンケートで高い評価を得るとどんどん上に上がっていけるシステムになっています。
シアターD
このうち最下層の2つ、AGEチャレとAGEプロだけは、∞ホールではなく、シアターDという、同じ渋谷にあるお笑い専門の小さな劇場で行われました。
『シアターD、懐かしい!』と思ってくれた方がいると嬉しいです。2016年に取り壊されてしまったので今はありません。
ここではAGEチャレやAGEプロだけではなく、小規模なお笑いライブやM-1やR-1の1回戦が行われていたので、私がお笑いにアツかった2008年~2010年は、年に10回以上は通っていたように思います。

シアターDは、暗い劇場にパイプ椅子が置かれただけの簡素な劇場でした。後ろの方の席からは演者が見えないので声だけ聴いてる感じでした。
でも今人気になっているピースやノブコブなど東京吉本のメンツは、みんなここを通ってきたのだと思うと、感慨深くなります。
ピラミッドを高速で駆け上った新星
で、マヂカルラブリーがこのピラミッドを駆けあがっていったスピード感は、半端じゃなかったです。
まず、ほとんどのコンビはこのシアターDを抜けられないのです。∞ホールに演者として出ることすら厳しい。
なのでここを乗り越えただけでも凄いのですが、マヂラブは結成したその秋にAGEプロ、AGEチャレ、そしてMAE ageを早々と勝ち抜いてしまいました。
野田の日記を見返すと、2007年12月ごろにはもうC age芸人として∞ホールに出ていた感じです。秋だからM-1の時期とも重なっていましたが、その忙しい中で∞ホールの出番も勝ち取り、表舞台に出てきてしまったのです。結成10カ月程度のコンビが。
当時C ageに出ていたメンツはどんなだったでしょう。チョコプラ、ボーイフレンド、かたつむりとかそのあたりでしょうか。
もう十分に経験を積んできた先輩がたくさんいました。
その中に10カ月で入り込んでしまったのだから、彼らが物凄い爆発力を持ったコンビであったことは間違いないでしょう。
今、結成10カ月で、神保町のマンゲキにEXITやぼる塾などと並んで立てる人がどれだけいるだろう、と考えると、やっぱり凄いことだと思います。
で、翌年2008年の1月にはもうB ageに昇格しています。B ageといったら、ライス、もう中、ノブコブ、2700とかそうそうたる面々です。
当然ながら結成2年目のコンビは彼らだけでした。
B ageに昇格したのは野田くんも嬉しかったのか、日記に書いていますね。トータルテンボスさんにアドバイスをもらったことも書いてあります。
トータルテンボスさんは、当時の東京吉本の親玉というか、兄貴分的な存在だったので、目をかけてもらうことは嬉しかったのでしょう。
で、私がマヂカルラブリーを目にしたのも、たぶんそのあたりです。
当時好きだったネタ
当時は運動会のネタが好きでしたね。
『障害物先生のお話し』とか、ワードセンスと構成力が冴えわたってるな~と思いました。
当初はキャラ芸人とか言われてましたけど、よく見てみると奇抜な動きボケだけではなくて構成力もあり、文学的な一面ものぞかせていました。
その辺もお客さんに人気になった一因ではないかと思います。
ワーキャーではなかった
それから強調しておきたいのですが、野田くんの顔ファンは私の周りでは一人もいませんでした。
当時の野田くんはトークでも全く笑顔を見せないし、ソバットを繰り出したりわざと失礼なことをしたりと、素が見えなかったので、人間味を感じることがなかったからかもしれませんね。
東京吉本の女ファンの間では、良くも悪くも、ちょっとオシャレな漫才をするイケメン芸人が人気でした。まあ、ピースやチーモンですよね。
マヂカルラブリーは物凄い変化球の漫才だし、見た目評価を全捨てしていたので、野田くんの顔ファンどころかマヂラブファンと言っただけでちょっとキワモノ扱いでした。
そのぶん、ワーキャーにならずに純粋にお笑いのみで評価されていたとも言えます。キワモノ好きの男性ファンとか多かったかな。
その不気味なキャラ芸のようなイメージは2010年頃まで続きました。
なかの芸能小劇場
ちょっとTVに出始める
で、2008年のM-1で準決勝進出しましたが、すごく仕事が増えるとかいうことはなかったと思います。少し増えたくらいです。今思うと準決まで行っておいて仕事が増えないのも不思議ですが、時代でしょうかね。
でも2008年に『制御不能のプリティーペア』という謎のキャッチコピーでエンタに出てたりはしていました。どこに『プリティー』要素があったんでしょうかね。なんか適当ですよねあのキャッチコピー。
2009年はレッドシアターにも出たし、レッドカーペットにも出ました。レッドカーペットの時も確か変なキャッチコピーでした。『不思議の国からやってきた』とかそんな感じです。
で、あの動くレッドカーペットの上であの野田走りをしていましたね。すっごいうまいことやっている!と感動したんですけど、日記を読んだらめちゃめちゃ練習していたことがわかりました。はじめのほう156ページ、2009年5月12日の日記ですね。
『真面目か』と思いました。今思えば野田くんは『真面目』でしかないんですけどね。当時はまだそこまで人間性も見えてなかったもので。
で、2009年は、結果的に人生で一番よく生でマヂカルラブリーを見た年になりました。
ミリタリーチャリティライブ
なかの芸能小劇場という劇場があります。シアターDとは違って、パイプ椅子ではありません。きちんとした椅子ですし、小さくてもしっかりした劇場なので私はとても気に入っていました。
なので、マヂカルラブリーに会うというよりは、『ルミネにいくほどのお金がないけどそれなりにちゃんとした劇場でお笑いを見たい』という理由が強くて、当時はよく通っていました。
当時マヂラブがよく出ていた公演は、マックの募金箱のやつ、ドナルド・マクドナルド・ハウスの存続資金を集めるためのチャリティーライブでした。
『ミリタリーチャリティライブ』と呼ばれていました。
それは1000円で見られたので本当に助かりました。ルミネの1/3ですからね。
色んな事務所の芸人さんが出ていて、メンバーはマヂラブの他は囲碁将棋(当時B age)、阿佐ヶ谷姉妹、メルヘン倶楽部(当時B age)、赤いプルトニウム(現赤プル)などだったと思います。
B ageレベルのメンバーが1000円で見られるなら安いものです。
マヂラブのやっていたネタはよく覚えていませんが、文化祭のネタはやっていたと思います。あとはメルヘン倶楽部の拓ちゃんのスカートをめくり続けていましたね。
もう当時のmixi日記にはそれしか書いていません。
『今日も野田くんが拓ちゃんのスカートをめくった。クッソ笑った』
とかいう一行です。
毎月やっていたので、毎月通いました。なので、なかの芸能小劇場は私にはなかなか思い出深い場所です。

異様に短い感想
不思議だなあと思ったのは、mixi日記に残っている当時のマヂカルラブリーのネタの感想を見返したとき、どれも極端に短かかったんですよね。
この日記を読んでる人にはわかると思うんですけど、私の文章は基本的に長いです。無駄な言葉が多く、短くまとめることが苦手です。
なので東京シュール5のレポなどは相当長文で書きなぐっています。脳内をそのまま書き写すように。その方が私には楽なんです。
POISONの漫才のネタなんかは、映像で見られるものは丸ごと文字起こしをして、的外れな分析をしたりもしていました。
でもマヂラブには一切そういう長文感想はない。『クッソ笑った』『死ぬかと思った』『野田くんヤバイ』『村上サイコ』とか、ほんと一言にまとまっています。
mixi日記を読み返しながら、そんな感想しかないことにムカついてたんですが、よくよく考えたらこれって当たり前なんですよね。
マヂラブの出し物を見て、冷静に分析なんてできるわけがありません。
『ここの動きボケが…』とか、『ここの伏線回収が…』とか、言い出したら一気に冷めてしまいます。POISONはそれをするととても面白いのですが、マヂラブはそういう類のネタじゃないんです。
何にも考えずにゲラゲラ笑うネタなんです。そもそも伏線回収なんてあったかな?
本人も言ってましたけど、そういう策略みたいなものが見え隠れしてしまったら、なんか冷めますよねマヂラブって。
冷めないコンビもいるので、ここは本当に持っている雰囲気とかネタの傾向に寄るのだと思います。
M-1グランプリの所感
で、ここで最初期のマヂラブがM-1でどうだったか振り返ります。
2007年
結成1年目で、いきなり3回戦まで進みました。野田くんは以前組んでいた役満で3回戦まで進んでいますし、村ちゃんも大学チャンピオンなので、順当という考えもできますが、やはり凄いことには変わりありません。二人はこのコンビでうまくいくなと確信したでしょうね。
2008年
結成2年目で準決勝まで行きます。ネタは『いじめっ子になりたい』。
このネタは当時大井競馬場まで敗者復活を見に行って見ました。寒空の中タンクトップで頑張っていました。すごく奇妙な人に見えました。
で、『いじめっ子になりたいのにいじめられっ子になっている』野田くんの当時のキャラと相俟ってむちゃくちゃ面白かったです。
マヂラブの中でも三本の指に入るくらい好きなネタです。
他のコンビと比べてもかなりウケていたし、ウケ量でいったら決勝に上がってもおかしくなかったと思います。ただ時流がなかなか厳しかった。
まだまだ正統派が受かる傾向がありました。2010年にようやく笑い飯が優勝したりスリムクラブが現れたりしましたが、それ以前はまだ厳しかったです。
ただマヂラブに才能があることはだれの目にも明らかでしたし、もう翌年はレベルも上げて決勝行って、ランニングでテレビに出て荒らすんじゃないかと期待していました。
2009年
この年はかなりの頻度でマヂラブを見てきて、確実に準決勝までは行くと思っていました。準決勝から上は、審査員によるのかな、と思っていました。
それが、なぜか3回戦で落ちました。もう、晴天の霹靂でした。
滑ったならわかりますよ。でも、むちゃくちゃウケてたんです。なのに落ちたんです。
ネタは『子供の幽霊に出くわした時』。本当に面白くてたぶん会場で一番ウケていました。なのに落ちたので絶対におかしいと、お笑い界が騒然となったのを覚えています。
M-1の公式ブログも荒れましたし、私もmixi日記に長文で文句を書いていました。
まあ『倉本美津留さんを審査員にすればよかった』という類の文句です。
本当にあの審査はおかしかったし、こうやって書いていても10年前のことを思い出しムカつきするくらいです。ほんと、やり直してほしい。
野田くんも少なからずショックを受けたことでしょう。その片鱗が当時の野田の日記からも漂っています。
2009/12/01、はじめのほう182ページから引用します。
しばらく何も考えたくない気分と考えなくちゃまずい状況が重なり、いったん全部忘れた方が良いのか、このことは忘れてはいけないのかと試行錯誤をした後、ぼーっとしたまま足は郵便局に向かっていた。
もう、なんか切なくなってきますよね。大丈夫かなって真剣に心配していました。そのころにはもう野田くんが根は真面目な人だって気づき始めていたのですが、この日記を読んで確信に変わりました。
色々と悩みながらもバイトに出かける。その出来事を冷静に日記にまとめる。
そんな野田くんを見ていたら、決して感情に流されたりせずに冷静に状況を見極めることが出来る、責任を全うできる人なのだと感じました。
でも今思うとまだ全然分かってなかったですね。当時思っていたよりも10倍真面目な人でした。
2010年
で、翌年の2010年です。∞ホールでのマヂカルラブリーの立ち位置もしっかりとしてきてMCもやるようになってきました。
シチサンライブで、ゴー☆ジャスさんとか、モダンタイムスさんとか、多事務所のインディーズ芸人を集めて∞でネタを披露させるという伝説のライブもありましたね。
もちろん見に行ったんですが、最強に面白かったです。もう人生で一番笑ったかもしれない。
ゴー☆ジャスさんもモダンさんも夙川アトムさんもそこで初めて見たのですが、みんな異様に面白かったです。綺麗なお笑いに慣れすぎていたな~と思いました
さらにこのライブの後ゴー☆ジャスさんが私の高校の先輩だということが判明し、アルピーの平子さんとも同郷の福島だということが判明しました。
後にこの二組は震災後、被災した私の実家の近くでライブに来てくれたのですが、なんかあの時のライブを思い出してエモい気持ちになりました。なんであんなに同郷が集まってたんだろうって不思議な気持ちになりました。
で、野田くんですけど、この頃は少しずつキャラ芸人から抜けて喋るようになってきました。笑顔も見られるようになりました。
私はまだまだPOISON教で、すごく熱心なマヂラブファンじゃなかったので、キャラ変とか気になりませんでしたけど、熱心なファンの中には野田過激派?みたいな人も少しはいて、『野田くんは黙ってた方がいい』という人もいましたし、その辺はファンの間でも好みで別れていました。
単独ライブも1月と8月にありましたね。仕事でどちらも行けなかったですが、評判も良かったです。
で、M-1も無事に準決勝行きました。その年は変な審査員いませんでした。
ネタは『願い事を叶えたいよ~!』。
今もやってるネタの元になってるネタですね。めちゃくちゃ面白かったんですけど、ネタ順が最悪でした。笑い飯さんの次でした。
これはもう運がなかったな……と会場で思い、やっぱり予想通り決勝進出はなりませんでした。敗者復活では『運動会』をやってかなりウケたみたいですが、残念ながら地上波にはのりませんでしたね。
あそこで笑い飯さんの次じゃなければ決勝進めてたのかな~、とか、あそこで地上波に乗っていたら、ワンチャン売れていた可能性もあったのかな~、とか、今となってはいろいろと考えます。
思い返しても仕方ないんですけどね。天の定めに従うしかありません。
でもその年のM-1はいつもと毛色が違って、マヂカルラブリーのようなコンビも優勝するのでは、という展望が見えた大会でした。
まずジャルジャルが決勝に行きました。かなり型破りなメタ漫才で、ちょい界隈が荒れましたよね。
私はああいう漫才が決勝に出られるようになったのが凄く嬉しかったです。
そして東京芸人が3組も決勝に行きました。まだ芸歴5年目くらいのハライチと、カナリア、そしてスリムクラブです。
スリムクラブの真栄田さんは『東京大吾組』のロフトプラスワンのライブで何度も夜を共にした愛すべきお方です。そしてマイペースな漫才を披露して、見事にブレイク。
ああいうコンビがM-1に行ってブレイクしたことに、もう感動が過ぎましたし、優勝が笑い飯さんっていうのがまたエモかった。
あれだけ面白くても、10年近く経たないと変化球漫才は受け入れられないのか…と厳しい現実を見せつけられた大会とも言えますけどね。
まあ、最終回にしてM-1が大きく変わったんだな、と思いました。
本当に、この年にマヂカルラブリーが行っていたらなあ、と何度も思ってしまいます。このくらいの年に売れると思っていたんです。才能が明らかでしたから、周りもみんな思っていました。
お笑い友達と、野田くんが『徹子の部屋』にランニングで出て荒らして欲しいよね~、とか、冗談めかして言っていました。
結局、それが現実になってもおかしくない状況になるのは、それからさらに10年経ってからのことでした。
気持ちが離れる
野田アイドル化、やさぐれる心
『才能』って何なんだろう。面白いだけじゃ何でだめなんだろう。
明らかに才能があり、物凄くウケているのに、なぜか賞レースでは決勝に行けないマヂラブを見る度に、葛藤に苛まれました。
POISONも一緒です。面白い、面白くないは個人の好みですが、構成力があり明らかにお笑い界の何かを変えてくれる漫才です。でも、そういうのは賞レースではダメなんだなって。
正直、私は2011年以降、THE MANZAI期の賞レースにはすっかり興味を失いつつありました。6年ポイズンを追いかけて、3年マヂラブを追いかけて、ちっとも評価されないので、賞レースなんてクソだと考えるようになってしまいました。KOCもなぜかジャルジャルが決勝に行かない。もういいやって思いました。
そうこうしているうちに、お笑い自体にも興味を失い始め、小さな劇場に通うのも辞め、時々神保町花月のお芝居を見たり、シュール5を見るだけになりました。
マヂラブは野田くんがアイドルグループに入りました。「のっくん」とか名乗り始めました。ファッションもストリート系になって、スーツも着て、なんかビジュアルを前面に推し出している雰囲気がありました。ニコ動で女装もしたり、まあ悪く言うと媚びてる感じがしたんですね。『そんな野田くんは見たくねぇ』っていうのが古参ファンの傲慢な心理です。
マヂラブほどの革命児が、ネタで売れてからアイドルになるのはいいけど、アイドル感で売れるのは違うだろ、と思ってしまって、そこで冷めてしまったんですよね。ネタが本当に面白いだけに残念に感じてました。
でも、それは私の勘違いで、その時期もマヂラブは真面目にネタやってたんですよね。私が見に行かなくて勘違いしていただけです。
まあそんなこんなもあり、2011年以降はマヂラブどころかお笑いから心が離れました。
THE MANZAIは結局すべての回をまともに見ることはありませんでした。
病み期
同時期に震災で実家が被災して、お笑いどころじゃなくなったのもあります。家がなくなった友達が数人いて、数人の知人がこの世からいなくなりました。
呆然としたままずっと地元でボランティアをしていました。テレビとか見る気力はない。ライブは先ほど言ったゴー☆ジャスさんとアルピーさんが地元に来てくれたやつだけ。あとはゲームとニコ動とカルト映画漬けの生活。『病み期』っていうやつです。
2011年は本当にクソみたいな最悪の年でしたが、少しは良いこともあって、長年付き合っていた今の夫と結婚しました。
育児期
その翌年はいろいろあって海外にいたので、お笑いには全く触れませんでした。
で、子供も生まれます。育児中心の生活になります。帰国します。二人目の子供が生まれます。
そんなこんなでイベントが続いて、2010年にM-1が終わってから、次のM-1が始まる2015年までの5年間は、お笑いからも、マヂカルラブリーからも遠のいた生活を送っていました。
行ったのは本当にPOISONのライブだけでしたね。POISONの60分漫才と、5人と漫才は行きました。THE MANZAIでもPOISONだけは見ました。
でもマヂカルラブリーのことは全く忘れていました。
メイプルでちょっと再熱
2015年のM-1でようやくお笑い熱が少し戻ってきたというか、メイプルと馬鹿よに見事にドハマりしました。テレビでお笑いを真面目に見たのが本当に久しぶりでしたね。
あのトップと2番目の2組が、完全にM-1が別物になったことを知らしめてくれました。
で、ジャルジャルですよ。『雷坊主の添い寝節』。私あのネタ本当に好きで、他のどの漫才よりもリピートしたかもしれません。
漫才は苦手だったはずのジャルジャルが、もう凄い神がかったレベルになってるのに驚きましたし、ミーハーファンとしてメイプルにハマったことで、カズさん周りの地下芸人さんにも再び興味が湧いていました。
ラストイヤーで燃え尽きるPOISONはエモかったです。これはPOISON記事でしっかり書きましょう。
と、お笑いにまた興味を持ちだしたとはいえ、下の子がまだ0歳だったので、ライブに行くこともできず、ただひたすらカズさん~カズさん~とクイズ番組を見ながら叫ぶだけだったので、お笑いファンではなかったですね。ただのミーハーなカズさんファンです。
だいたいそれが2年続きました。
マッチョになった野田くん
ただ、2016年のM-1はちょっと動きがありました。マヂカルラブリーが敗者復活戦で出てきたんです。
あー懐かしい、懐かしい!!と見ましたが、野田くん…?野田くんがなんか全然別の人になっている?と思いました。見たこともないマッチョでした。
でも芸風は全然変わっていないのでまあマヂラブだよなあって思いました。
そこですっごく久しぶりに野田の日記を見てみました。まだ魔法のiらんどだったので爆笑しました。
そこで何年分も読み返して、すごく上達した文章に驚かされました。
野田の日記はそこからまた読み返し始めましたね。週1くらいでチェックしました。
ただ本当に野田くんが変わっていて、なんというか……めちゃくちゃイケメンになったな、と思ってしまい、きちんとネタとか見られませんでした。
私が極端にマッチョ好きだという理由も多大にありますが……なんというか佇まいとかオーラが違ったんですよね全然。
自信に満ち溢れているというか。黄色い悲鳴を挙げたくなるというよりは、すっかり大人になった野田くんの真面目な姿勢が身体にも表れていて、リスペクトを抱くようになってきました。
私はまだ『野田くん』呼びを引きずっちゃってましたけど、世間からは『野田さん』『野田氏』と呼ばれてましたね。
再熱
2017年のM-1
で、完全に再熱したのが2017年のM-1決勝です。ついにやってきてしまった……と思いました。バレてしまうんだなあと。
まだまだ2010年のイメージも引きずっていたので、見る前は、まず地上波に出ていい漫才をしているのかな……っていうのが不安でした。
でも実際に『野田ミュージカル』のネタを見てみると、2010年に比べて、めちゃくちゃ安定感がありました。
野田くんの動きにバリエーションが増えて、動きだけで何をしているかわからせる表現力もありました。
村上さんは風貌すら変わらなくても、ツッコミはもはや昔とは別物です。コントキャラを捨て去って、シンプルに感情をぶちまけるツッコミになってる。
勝ちに行っているマヂラブ
つかみで二人の声をかぶせるのはずーっと続けてるけど、村上さんがこれからやることを説明している間に野田くんが『全然そんな気分じゃなくなってきた』とかぶせてきたりするのは、やらなくなってましたよね。
なんていうか『シュール』っていう盾をだいぶ取り去ってんな、と思いました。勝ちに行っているんだなって思いました。
賞レースなんで当たり前なんですけど、2010年は、もっと粗削りでインパクト勝負で、勝ちに行くというよりは才能で勝負する感じ。『俺たちを評価しろ!』って感じでした。
でも2017年は自分たちから『勝負している』印象でした。きちんと評価基準を満たし、勝てる漫才をしている。
それでもあそこで怒られたのは、まあしょうがないですよ。だって初めての決勝で、実質世に出たのが初めてだから。初見には、そりゃ異端だと映ります。
でも2010年からマヂラブをあんまり追ってなくて、久しぶりに見た私にとっては、『本当に成長したんだな』『大宮で腐らずに真面目にやってきたんだな』という感動しか湧きませんでしたよ。
見る側ですら6年そこらで諦めて投げ出したのに、二人はアイドルにもならずに、身体を鍛えたり、ゲーム作ったり、ネタも地道にがんばっていた。
あらためて二人をリスペクトしました。
野田ミュージカルのグルーブ感
『野田ミュージカル』も、ネタ自体がつまらないわけじゃなくて、世間がマヂラブを見慣れていなかったから、クソスベリって言われただけなんですよね。『ベランダ』とかもそうですけど、あの同じことを繰り返しながら爆発していくグルーブ感が良いんですよマヂラブは。
テンポが良くて爆発力もある。一生忘れられないインパクトもある。
優勝してみんながマヂラブを見慣れた今『野田ミュージカル』を再びやっても、そんなに滑らないと思いますよ。盛り上がると思います。
2018年の単独ライブ
TV進出と、勝ち取ったルミネ
ファイナリストになってからは、テレビでお二人を見ることが増えました。のちにR-1に繋がることになる『勇者ああああ』の出演もこの年からでしたね。
『ぬきたし』というドエロゲームを紹介してて、攻めてんなぁって爆笑しました。今の二人が冠番組でやってる、地上波とサブカルの橋渡しみたいな役割は、もうこの頃から担い始めていましたね。
で、ルミネでの単独ライブですよ。

これに幸いにも行くことができまして、ますますマヂカルラブリーにのめりこむことになりました。
初のルミネでの単独ですよ。最初期から考えれば、マヂラブがルミネに立っている!っていう事実だけでも感慨深かったです。
2018年単独で印象的だったネタ
で、初っ端から度肝を抜かれました。『殺人ピエロ』ですよ。内容はちょっと放送禁止用語使わないといけない感じ。カメラ入ってるのにね、ちょっと信じられなかったですよ。まだ地下じゃんって。爆笑しました。
『高級フレンチ』も見られますね。M-1では4分ネタで爆発力のあるネタに改良されていましたが、この時は長尺で、『違うよ!違うよ!』っていう入りこそ今と一緒ですが、その後どんどん野田さんが迷走して行って、最終的には『高級フレンチ店の廊下の時空が歪んでいく』という訳の分からないオチになっていました。個人的にはこの長尺もかなり好みです。サブカル文化に親しんだマヂラブっぽさが表れていました。
その次のネタは、何と呼んだらいいのか…。支離滅裂という言葉がぴったりでした。たっくさんのネタの断片だけを雑に切り取られたような……全盛期のニコ動の雑コラみたいな感じでしょうか。
『俺のせいで負けた』では村上さんの『何やってんだーーー!!!』ってキレ芸が、すっごく冴えわたってました。ありえない声量とか、タイミングとか、もう最高です。キレ散らかしたり泣きそうになりながら、感情丸出しでツッコむ。こういう村上さんは、コントキャラを保っていた初期には全然見られなかった姿です。
コントも最高でした。なんというかサイコでした。『神とお笑いコンビを組む』とかいうやつです。『ネタ帳の存在確率を上げる』『時間を歪めて未来を見せる』とかいろいろおかしいネタでした。
あとは『錯覚さん』『ラップバトル』とかも出ましたよね。スベったことで有名な『カニランド』もこの単独のネタです。
本当にカニランド以外は全部面白かったので、気になる方は大阪チャンネルで見て下さいね。
まあここで完全にマヂラブ沼、そしてお笑い沼に戻ってきたわけです。この年はゆにばーすの単独にも行ったりしましたね。
そこにもマヂラブがゲストで来て殺人ピエロのネタをやっていて、ハランゲリオンとコラボ。二組の雰囲気がマッチしていて最高でした。
KOC
単独ライブでは、すごく雰囲気のあるコントをしていましたし、漫才にしてもストーリー性があったりと、二人のコントの才能が色濃く発揮されたものでもありました。その流れを引き継ぐかの如く、2018年に二人はキングオブコントに決勝進出しました。
『傘』の衝撃
ここで披露された『傘』のネタに関しては、もう『感動』の一言です。
これは野田の日記あとのほう146ページ、2014/01/11に書かれたものが元になっています。ジムの傘立ての下りです。『ベランダ』などのさまざまな漫才でやってきた、『日常の中から笑いを引き出す』というものの真骨頂だと思いました。
私の尊敬するPOISON GIRL BANDの吉田さんも、このような評をしています。
ここ数日の雨で、コンビニから出て自分の傘を取るたびにKOCのマヂラブのコントを思い出して一人で笑う
— 吉田大吾 (@daigo44yoshida) September 27, 2018
突飛な設定で一発逆転を狙うのも分かるけど、ありふれた日常を面白く描くだけで簡単に思い出してもらえるんだなぁ…と思った
俺が単純にマヂラブ好きなだけかもだけど
そうそう、思い出してしまうんですよね。野田の日記もそうです。
このブログを書きながら、2回くらいブラウザを閉じてしまって書いたものが全部なくなりましたが、そのたびに野田の日記のコピペ失敗回を思い出して笑ってしまいました。
私にとっては、お笑いってクソみたいな日常、クソみたいな人生をポジティブに生きる力を与えてくれるものだと思っていますので、こういった類のお笑いがとても好きなんですよね。
野田くんが日ごろから日常で起こることをよく観察して、独自の視点でアウトプットする、ということを繰り返してきたことがよく表れています。
KOCの二本目にやる予定だったのが『シャドウ』です。年末番組で披露されて、これには幼稚園児だった長男が特に夢中になりました。あのインパクトを決勝で見たかったという気持ちもありますね。
とにかく2018年はマヂラブはコントもスゴイということをしっかり世に知らしめた年でした。
マヂラブの漫才のアンチも、なぜだかコントは高評価するんですよね。面白い面白くないではなく、自分の中の枠組みから外れているものはそもそも評価しないという姿勢なのかもしれません。
そういうお客さんがいるから漫才の伝統みたいなものが保たれるんですけど、マヂラブは革命側の方ですからね。どんな文化でも時代に合わせて変化していかないとやっぱりつまんないです。枠組みをガンガン壊してグッシャグシャにしてしまえ!って思います。
勇者ああああ~R-1~M-1
で、もうここからは世に完全に知れ渡った話題ですのでささっと行きます。
2020年に野田くんがR-1決勝進出して、お笑い史上初のR-1、KOC、M-1のトリプルファイナリストとなりました。
R-1での戦績がずっとふるわなかった野田くんですが、2020年になってようやく『ゲームネタ』を解禁できるようになりました。
R-1優勝までの道
そして無観客の中行われたR-1。テレビの前でみんなで『野田くん!野田くん!』と叫びながら応援しました。そして、なんと優勝しました。
優勝した時の私と夫の第一声は『嘘だろ!!』でした。長男は『かっけぇ~!』でした。で、この時は、当時小1だった長男が将来プログラマーになろうと決めた瞬間でもありました。
私が賞レースに絶望してから10年。野田くんは腐らずに努力し続けて、ついにやりました。7年も彼らから離れていたことが惜しくなるくらい、感動的な瞬間でした。
でも、その努力の過程や、努力が報われた瞬間を少しでも人生で共有できたことが嬉しく思いました。
R-1優勝に至るまでも、波にのれる流れがありましたよね。
M-1ファイナリストになった翌年にTV出演が増えて、『勇者ああああ』に出演したことがきっかけで、組体操合戦のアプリをリリースできたり、『野田ゲー』の認知度が高まってきたり、野田さんがゲームクリエイターとして存在感を示すようになってきました。
それで収入が増えたことで、ゲーム用の高額なモニターをレンタルすることができるようになり、ゲームネタでR-1に挑むことができるようになりました。
『2017年M-1上沼怒られ』→『勇者ああああ出演』→『R-1優勝』、と見事につながっているんですよね。
この時の『勇者ああああ』の遍歴については、マヂカルラブリーinfo様が見事にまとめて下さっています。
⚡️ 『#勇者ああああ』とマヂカルラブリーの歴史🎮https://t.co/qNmgnSzO1e
— マヂカルラブリーinfo (@madilove_info) March 27, 2021
『勇者ああああ』とマヂカルラブリーさんの歴史をツイートで振り返りるモーメントです。
そしてさらにこのR-1優勝で野田さんが有名になり、野田ゲーパーティーのクラウドファンディング、さらにはM-1優勝と繋がっていくわけです。
コロナ渦でのゲームブーム。小学校のプログラミング教育の必修化。まるで仕組まれたかのように、野田くんとマヂラブを頂点に押し上げるたくさんの追い風がありました。
M-1優勝時の気持ち
マヂラブがM-1優勝した時、初めはわりと冷静に受け止めていました。『マヂカルラブリーが今まで優勝しなかったのがおかしいんだ』みたいな感じでいました。
長年あまり変わらなかった評価基準にようやく革命が起きて、それをもたらしたのがマヂラブだったということは、必然に思えました。
今の正直な気持ち
夢なのか現実なのか
じわじわと感動がやってきたのはM-1優勝から2か月くらい経ってからでした。
子供がよく見ていたバラエティーに、マヂラブが出ている。食レポをしたりしている。そんな世界がすごく不思議で、時折、夢の中にいるのかなあと思うこともありました。
正直まだフワフワしています。モダンさんがインタビューに答えて、それがヤフーニュースで取り扱われたりしている。
マヂラブ寄席で地上に引っ張り上げられたランジャタイが、なぜかブレイクしかかっている。
大宮セブンがみんなでアメトークに出ている。
次々とデッドリフトのように戦友たちを引っ張り上げる野田さん(もう野田くんとは呼べない)が凄すぎます。男の中の男。
そして冠番組が決まって、地上波に出てきましたが、結局地上波でもサブカル的な立ち位置を保って好きなことをやっている。そんな姿勢が最高です。
マヂラブを初めて見た時に『こんな未来が来たらいいな』と思い描いていた未来が、今現実になっているわけです。
冠番組、冠ラジオ以外のバラエティーは、あまり見てません。ぶっちゃけ、泣いてしまうんですよね。
笑うための番組を見ながら泣くのは嫌いで、自己嫌悪になってしまうので、意図的に避けています。
心臓が咽び泣いた日
でも『笑う心臓』は、無理でした。泣いてしまいました。
マヂラブがこういう風に活躍してほしい、と長年抱いていたファンの希望が見事に体現されたような内容だったからです。
私はその番組で、もうオープニングの、『綺麗な顔してんな……』という所から涙腺崩壊しそうな予感はしていました。Vtuberにくすりときて、魔界バスケでしっかり世界観を楽しんで……と、そこまでは持ちこたえました。
でもその後のかたまりさんの電波ジャック。嫌な予感がしました。ドッヂボールの映像が流れました。無邪気に遊ぶマヂラブの二人と芸人さんたちの姿が映し出されました。
もうそこで涙腺崩壊です。12年間が全部思い出されました。
タンクトップと破けたジーンズ。キャンディで遊ぶ指。客に『吐きそうだ』と言われていたこと。顔のわりに全然出待ちがいなかったこと。やりたくないことをやらされたこと。大舞台で大ケガしたこと。地道な作業。必死に作った作品もクソゲーと言われたり炎上したりしたこと。
それでも腐らずに、日記を綴り、ネタを書き、身体を鍛えて、プログラミングして、毎日舞台に全部をぶちまけて、辛い時も寄り添いながら努力してきた彼らの姿が次々と思い出されました。
お笑い番組を見ながら声を出して咽び泣いてしまいました。「空気階段もぐらさんの遺影を見ながらナンを食べてる人を見ながら咽び泣く」ってどういう状況?とは自分でも思いました。
落ち着こう、落ち着こうと思ったけど、結局、番組の最後まで嗚咽が止まることはありませんでした。よく考えたらその日はかなり疲れていたのもあります。おかしかったです。
それから少し経った今でもたまに、そんな風に情動過多になってしまいます。松本さんとの共演の番組が特にヤバいです。
そんな精神状態で、まだまだこういったマヂラブ愛の遍歴みたいなものを書くのは早いかな?と思いましたが、冒頭で述べた通り、今のタイミングで書かねば、という気持ちが強くなったので、こんな状態で公開しています。
また冷静になったら追記したり、恥ずかしい所は修正したりしていこうと思います。
おわりに
さて、やっと書きたいものすべてを書き終わりました。
最後に、つい最近、野田さんがM-1について語っていた記事で印象的だったものがあるので、載せておきますね。
「その瞬間『M-1』で優勝すると決めました」。野田クリスタルに火をつけた楽屋での一言(中西正男) - Y!ニュース
格闘ゲームでよく使われる言葉があって、相手に“分からせる”という表現をするんです。
格闘ゲームって、実力差があっても、何かの拍子で買ったり負けたりするものなんです。だから、格闘ゲームでは「勝ってやる」とはあまり言わない。相手に「この人には勝てない」「この人はすごい」ということを「分からせる」と言うんです。
僕らもウケたり、スベったりの繰り返しでもあります。最近だけでも、スベったことなんていくらでもあります。
でも、やっている中で強いということを“分からせる”。
これはなかなか難しい作業でもありますけど、2020年はその答え合わせがいくつかはできた気がしています。
皆さんがどう思っていたかはわからないけど「ほらね」と“分からせる”。そこをしっかりと打ち出していきたいですね。
……もうねえ、この『分からせる』っていう表現が、抽象的に見えて、本当に的を得た表現だと思ったんですよね。
実際にスポーツをやる人はよくわかると思います。負ける時っていうのはたいがい『この人には適わない』って思った時です。
プロのロードレーサーがよくやります。
わざと手を抜いて走り、競争相手が全力で走って追い付いてきた時に、意図的にスピードを上げて、絶望させるのです。
絶望感を植え付けられたときは負けるし、逆に『絶望感を植え付けてやった』という時は勝てます。当たり前ですけども。
この『絶望感を植え付ける』ってのが『分からせる』ってことだと思うんですよね。
決勝2本目に『つり革』を持ってきたのはそういう戦略にも似ています。
『つり革』を準決で見た時は、『もう誰も適わんわ』という類の笑いの旋風が巻き起こっていました。傍で見ていた芸人さんも少なからず絶望したかもしれません。
で、決勝2本目という、最高のタイミングにそのネタを持ってきて、世に『分からせた』わけなんですよね。
さらにもうひとつの意味で『分からせた』こともあるなと、書きながら気づきました。自分たちのお笑いを世に浸透させたという意味の『分からせた』てす。
マヂラブは、2017年~2019年までの間のM-1および2020のR-1で、ずっと自分たちのお笑いをアピールし続けたんですよね。
敗者復活戦で『えみちゃん待っててね~!』と服を脱ぐアレも、続けたからこそ野田さんのキャラが世間に浸透したんです。R-1でチャンピオンという称号を得たからこそマヂラブの漫才を見る人が増えてネタが受け入れられやすくなったんです。
そんな野田さんは本当に努力家で、策略家です。天才だ!と思ってから12年、それに努力と時代が追い付いての優勝ですよ。
そして、そんな野田さんを、ポップに説明することに、黒子テツヤのごとく陰ながら尽力し続けてきた村上さんの能力も凄すぎます。
二人のお笑いに対する真摯な姿勢にリスペクトが止まらないです。
この記事ももうすぐ2万字になりますが。まだまだ語り足りない気がする自分のマヂラブへの愛の深さが怖いです。このへんで終わらせましょう。
まあ、『マヂラブと共に生きる人生って、控えめに言って最高だよね』っていう話ですよ。皆さんと一緒に今後とも追い続けていけたら幸いです。
終わり~っ!!
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
真のエヴァンのゲリオンさん
タイトルから一度離れますが、おランのこのネタ、最高でしたね。
まずタイトルが
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ』
となっているところにまず爆笑しました。なんなんですか、漫才のネタのタイトルが『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ』って。
そんで始まってみると犬語で映画泥棒繰り返してるだけだし。もう意味がわからん。こんなネタに笑っているお客さんも自分もまとめて意味がわからん。
最終的に8分間の長いアルフォートのCMだったことがわかります。
この漫才は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ』ってタイトルの8分間の長いアルフォートのCMなんですよ。
支離滅裂もいいところ、THEランジャタイって感じのネタですよね。
一応この国ちゃん、本家の映画の中の動きもしているとか。
私はエヴァは1期しか見たことがないし、1期のラストの時点でもう理解を諦めました。リビドーとかデストルドーとか、エヴァファンの言ってることってちょっと難しすぎるんですよ。
私がエヴァに関して語れることは『アスカたんハスハス』くらいです。
でもおランのこのネタはエヴァ知らなくても大丈夫なんで見て下さい。アルフォートが最高に美味しいってことが伝わりますから。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
で、見ましたよ、念願のおバット・鬼越・ゲストマヂラブのライブ!
もうねえ最高でした、最高としか言いようがない…!『こんなライブが見たかった』ってう理想の空間でした。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ~有楽町編~(4/24 13:00)online-ticket.yoshimoto.co.jp
鬼越さんの回しが超絶面白いのは毎度のことですけれども、マヂラブさんが各メディアに何度も何度も聞かれて聞き飽きた下りも、鬼越さんが回すとまた新鮮で面白くなる。まあ、ブラックな方向に行くのがいいですよね。
村上ガールズの件も、おちゃらけながらきっちり下ネタ方面まで掘り下げています。村ちゃんファンとしてはすごく気になるところですが、地上波ではなかなか聞けない部分まで十分に聞けた気がします。
おバットの狭すぎる喫煙所のくだりも終盤まで引っ張られてて面白かった。電話ボックスみたいな喫煙所ってどんななんだろう。こばちゃんの肩に手を回す友保さんの図が絵になりましたよね。
あとは芸歴問題。複雑ですし、ネタになりますよね。
このライブで、村ちゃんとこばちゃんの絡みはほぼなく、友保さんと村ちゃんの絡みはちょっとありましたが、微妙に敬語なのかタメ語なのかわからない感じになっていました。
おバットさんは、村ちゃんを『マヂカルラブリー』として扱うか、『村上』として扱うか、区別をしているのかなと思いました。
声流電刹で村ちゃんの話が出た時は、タメ語でしたよね。もう何回か忘れたけど。それはまあ喫煙所で出会う『村上』という個人として扱っている時の態度なんだと思いますが。
その辺の芸歴を大事にして、舞台上では敬語を通すおバットはあらためて義理堅いお方だなあと思いました。
手押し相撲対決の野田さんの動きは圧巻でしたね!反射神経も凄まじいです。格闘技やってほしー!とまたまた強く思いました。その身体能力の限界を見て見たくなります。
どうも私、配信のあのブラック発言、「本気になれば人を殴り殺せますか?」という質問に対して「殺せるよ」と答えた野田さんの格好良さが忘れられないんですよね。
そりゃあ殺せるんですよマッチョなんだから。でも決して殺さないんですよマッチョなんだから。私がマッチョ原理主義たる所以、野田さんを通じてみんなにわかってもらえるかなあ。
四股の踏み方もまた見事でした。皆さんも是非配信で見て、あの体制をキープできる野田さんの見事な体幹をその目に焼き付けて欲しいです。
そんな野田さんのフィジカルの素晴らしさも堪能しつつ、気になったのは、すごい細かいんですけど、村ちゃんってライスの田所仁を『仁さん』って呼ぶんだあ、という所です。
何気に先輩に対して『下の名前+さん』呼びが多い方ですよね村ちゃん。大さんもそうだし。
『じんさん』っていうと、ついラーメンズのあのお方を思い出してしまいます。田所仁にも似たようなカリスマがあると思っているので、下の名前で呼ばれてるのを見るとなんかドキドキします。
その呼び方ひとつにも、先輩から可愛がられて近しい関係になりつつもリスペクトを忘れない、村ちゃんの『理想的な後輩像』みたいなものが垣間見える気がします。
こばちゃんの魅力を語る
そして金属ファンとしての視点から見たこのライブ。
友保さんの『モグりすなお前!エッ〇してからじゃ手を挙げんのは!』がめちゃめちゃ格好良かったのはまあ通常営業ですよね。
羨ましいですねあのモグりのお客さんが。私も友保にあんな風に怒られたいわ。
あとは頭のキレ。クイズをさりげなく当ててしまいます。工業高校ですわーとか言いながら、その語彙の豊かさ、状況に合わせて言葉を引き出す速さを見ていると、凄まじいIQの持ち主だということは一目瞭然です。
その辺の友保の頭のキレのことは、新道竜巳さんがごみラジオのどっかの回でくどくど、くどくど、気持ち悪いくらいに語っていますので聞いてみて下さい。本当にあの人は同業者のくせに金属キモオタ感が過ぎて、そりゃ友保に気味悪がられるわなって思いますよね。
そんな友保さんの頭のキレとパンクな佇まいとドスの効いた唯一無二のしゃべりと天使のような笑顔に惚れて、金属沼に落ちる方は多いと思うんですが、沼にハマってラジオなどを聞き続けるうち、いつのまにかこばちゃんの魅力にとりつかれてしまった金属ファンは、私だけではないはずです。
こばちゃんの魅力はとてもじゃないけど語り切れないですよ。もうラジオ全部聞いてくれとしか言えません。
まず、とてつもなく義理堅いですよね。マヂラブとの出会いがどのライブか、一人だけきっちり覚えているのが、『らしい』なあと。(どのライブだったかは激やばinfo様が上げて下さっています。)
昨日のブログで話した、マヂラブを見ずに離席した客への叱責の話題も出ていましたよね。こばちゃんの格好いいシーンはあれだけではありません。
本人の許可なくスケジュールに入れられたファンミーティングを金属がブッチした際も、チケットを買ってしまった客や、一緒に出演予定だった芸人さんをボケながら気遣う義理堅さを見せていました。
さらに脱線してこばちゃんの魅力を語る
ごめんなさい趣旨ズレします。もうライブの話から脱線して小林語りします。
その義理堅さに惚れるのは必然だと思うんですけど、2019年の準々決勝で、ともに落ちた金属とゆにばが、準決勝進出をかけてワイルドカードで争うことになった時のこばちゃんの行動は特に忘れられません。
その際の、金属とゆにばのワイルドカード獲得に対する態度は真逆のものでした。
まあ、金属さんは、こういった人気投票のような形での復活を望まないコンビです。実力で上がらないのはダサいという考え方なのでしょう。
ほんまに勘弁してくれ
— 金属バット友保 (@kinzokutomoyasu) November 25, 2019
俺らのM-1グランプリ2019は終わったんや 死体蹴らんでくれ https://t.co/m3EfGdzQbq
上記の様なツイートをしたり、吉田たちの動画を大笑いで見る写真をアップさせたりと、遠回しに「投票すんな」と訴えておりました。
対するゆにばは、ワイルドカード投票期間、血のにじむような努力を重ねました。
毎日、劇場出番の後に、寒空の中入り口で動画のQRコードを書いたビラを配り回り、名人さんはツイッターの名前も『ワイルドカードの化身』『我ワイルドカードなり』と変えました。動画のURLをコンビで毎日ツイートし続けて、名人さんはツイッターの発言の語尾すべてに『GYAO』をつけました。
『よろしくGYAO』とかめっちゃつぶやいている名人さんは、もうプライドも何もかも捨てて、わずかでも優勝の可能性にかけておりました。その決死の姿勢に胸を打たれない人はいなかったでしょう。
集計期間が終わり、勝ったのはやはり金属さん。二位ゆにば。
本当にこれはしょうがなかったです。2019年の金属さんは、本人たちが嫌だと言ったって誰もが準決で彼らの漫才を見たくて引っ張り上げられるほどの人気がありました。
そして勝ちが決まった直後、名人さんもはらちゃんも、それはもう落ち込んでる様子が伝わってきました。対する金属は、友保さんが『残業決定』と、しぶしぶながらも受け入れている様子が伝わりました。
で、こばちゃんがどうしたかというと。
『ただいま』というツイートとともに、『我ワイルドカードなり』と、名人の名乗っていたアカウント名をそのまま襲名したのです。これはもう芸人さん同士にしかわからない、最高のイジりでしょう。
名人さんは『これが名前を奪われた千尋の気持ちか』と返していました。
さらに名人イジりはこれだけにとどまりませんでした。
その後準決勝の舞台で、トップバッターとして出場した金属バットのネタで、こばちゃんは、
『どうも、金属バットだGYAO』
というつかみで漫才をスタートしたのです。
……わかりますかね。この芸人として最高に格好良い気遣い。
名人の努力に対して、芸人としての振る舞いを守りつつ、遠回しにリスペクトを伝えてる感じ。
もうこの瞬間はね、私のM-1至上最高にエモい瞬間でしたよ。決勝よりエモかったかもしれません。
そして小林沼にがっつりと落ちてしまった瞬間でありました。
ゆにばと金属の絆はこの一件で強固なものになったと想像します。素晴らしい戦友です。争うことになった際は、箱推しなのが辛かったですが、最後には二組とも推してて本当に良かったと思いました。
あ、それからこの時の名人のネタに対する愛も……とか語っていると日が暮れますね。とにかくそれくらい2019年M-1の準決は私にとってアツかったんです。
そしてこのワイルドカードの様子を毎日、誰が何位かというのをアップし続けた男がいます。そうです、新道竜巳さんです。
馬鹿よ貴方は 新道竜巳「GAO! M-1グランプリ2019、準々決勝ワイルドカード現在の順位」
自分たちも『馬鹿よ貴方は』として出場してワイルドカード争ってんのに、こんなことやっているんですよ。客観的に分析してるんです。何なんですかねこのおじさんは。本当に面白くて笑いが止まりませんでした。
そして今、このブログを書きながら、新道竜巳状態になりつつある自分を感じています。
まあ、そんなこともありまして、私は完全に小林沼の住人です。
他にも、中学生で親が失踪して餓えて一人で苦しんでいるを体験した大東駿介さんをこばちゃんが励ました話とかも、有名です。まあメディア向けに盛られた話だとは思いますが、特集番組で大東さんの口からこばちゃんの名前が出た時に、二人の絆は私の思う10倍くらい深かったのだなあと思いました。
世の中の不条理の全てを受け入れて、ニヤニヤ笑いながらブラックな笑いに消化して吹き飛ばしてくれるヒーローでありながら、その格好良さを自分からは全くアピールしない『男の中の男』、小林圭輔。
本当に格好いいので、みんな沼って下さい。
まあストファイではキャミィ使ってるけどね~

で、何の話だったっけ?ライブレポ?なんだっけそれ?
まあいいか。これから魚釣りに出かけます。
終わり~!!
金属ラブリーの小林クリスタルさん

今後のTwitterの使い方について
Twitterに残っていた戯れ言をがっつり消しました。
まあ、ぶっちゃけ、アカウントが夫に見つかったんですよ。
それで色々と問題になったので消しました。
脳内垂れ流しでしたしね。「バラエティー嫌い」とかの発言が強制的に皆さんのTLに流れちゃってたわけですからね。よくよく考えたら、酷いものでした。
あんまり向いてなかったです、Twitter。
でも応援したい番組のハッシュタグ盛り上げには駆けつけますし、同士の方や、芸人さんとのリプのやりとりは続けていきます。
で、マヂラブファンの方!ポイズンファンの方!オズワルドファンの方!おランファンの方!
しつこく絡むので覚悟してくださいね。
ゆにばファンの方は名人にブロックされてほしくないので絡みません。
あと金属ファンの方はみんなカリスマ感あるので、なんか絡めません。キラキラした目でツイートを眺めているだけです。
金属ラブリーの小林クリスタルさん
で、タイトル。
声流電刹で、金属がそういう呼ばれ方をしてた回がありましたよね。友保さんはなんて呼ばれてたかな。友保(鈴木)だっけか。
東と西とはいえ、「同じ匂い」などでも共演し、なんとなく通じあっている二組。
今日はマヂラブさん、ルミネ3ステの合間に、ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキで金属と鬼越にゲスト行ったみたいですね。
私はルミネ観に行ってたので、まだ配信チェックできてませんが。あとで見るのが楽しみです。
で、マヂラブはその後にマヂカル囲碁ショー?
連日、鬼のようなスケジュールに背筋が凍りますね。
私は金属とマヂラブをだいたい同じ時期(2017年のM-1)にハマり&再熱したので、この二組の絡みがとても好きだったりします。
「同じ匂い」もめっちゃ面白かったしね。マヂラブのアングラな部分が金属に引っ張られて引き出される感じも面白い。
この二組は、ちゃん村と金属は同期で、野田さんと金属は4期違いと、上下関係が複雑で分かりづらいです。
で、コロナでちゃん村がIQOSを喫煙所で吸うようになってからは、ちゃん村と金属は無限大喫煙所仲間となっています。
なので金属は、野田さんよりちゃん村の方が仲良し、みたいなイメージがあります。たまに声流電刹でもイジってるしね。
ただ友保さんがコンピューター(ノートパソコン)の使い道が分からない、と言った時は、「プログラミングせぇや、野田さんみたいに」とこばちゃんが優しくアドバイス?しておりましたね。
こばちゃんは結構野田さんへのリスペクトがあるように感じます。
言葉の端々にそれを感じますが、やっぱりストファイ仲間というのもデカいのでしょうか。
男の中の男だな
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) December 29, 2019
ストリートファイターではキャミィを使ってるとは思えない https://t.co/39PU4ePHSy
Twitterでも何度も呟きましたが、この時のこばちゃんが、まぁじで男前でしたね。
「もう見に来ないでね」って堂々と客に言えるなんて、憧れる芸人像です。
でも、何で2回とも、マヂラブの時に離席したんでしょう。マヂラブの客の引きの悪さに笑えます。
今は、金属よりマヂラブのが売れてしまったので、ここぞとばかりに金属のステージで離席してマヂラブ出待ちしようと、復讐の計画をたてながら劇場の出順チェックするイカれたマヂラブファンがいないことを祈る。
野田さんが「もう見に来ないでね」って言うんでしょうか。言うタイプじゃないんで嫌ですよね。
てかその前に、金属ファン過激派にフルボッコにされるでしょうけどね。
そしてキャミィいじりするのに、野田さんの後輩愛を感じます。
配信でも「小林はキャミィ使いだから」とやたら強調されていたイメージがあります。
ストファイやったことないですけど、キャミィって使いづらいんですかね?キャラ萌えで使うキャラなんですか?
スト2の時のキャミィは距離感が掴めなくて苦手だった記憶があります。
2019吉本男前ランキング
あと凄い笑えるんですけど、2019年って金属人気凄かったじゃないですか?
マヂラブは全然だったけど。
友保さんが男前ランキングの20位に入ったんですよ?考えられます?

チュートリアル徳井さん、空気階段かたまりさん、ジャルジャル後藤さんといった数珠のイケメンを抑えてのまさかの友保20位ですよ。
この年の金属人気のすさまじさが分かりますよね。
で、よく見返してみると、ブサイクの方に、見取り図盛山さんと和牛川西さんとZAZYさんが結構な上位にランクインしてるのも、じわじわわらえる。
なんでこの3人がブサイクなのか。
その時の野田さんは69位でしたね。
シックス○インだ、とかTwitterでドヤ顔でアピールしていたのを思い出します。
上位にならなくてホッとしたんですかね。
顔ファンがついてしまうと、笑いの量が分かりづらくなって賞レース対策が打ちづらくなる面もありますから。
野田さんは男前なのに、アイドル時代ですら40位くらいまでにしか登り詰めたことがない、稀有な非イケメンオーラを纏っています。
最初期にも舞台上で野田さんをイケメンと感じたことはほとんどなかったし、優勝するまでワーキャーにもならなかったし、本当に凄い人ですよね。
ほぼ純粋にお笑いで評価された人だと思います。
まあ今は、男前ランキングしたら、野田さんはもう一桁になるでしょうね。バレちゃったから。
しかし友保さん20位はマジで面白かった。
ガチ恋の方には申し訳ないけど、腹を抱えて爆笑してしましたもん。
そんな感じで、まだ見てないけど、ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ楽しみです。
明日見ます。
久しぶりのルミネと愚民の振る舞い
ルミネ?もう最高でしたよ。
マヂラブ・ゆにば・オズワルド、揃い踏みでしたからね。
久しぶりすぎて、私みたいな地下の人間がこんな所に来ていいのかな…。と肩身の狭い思いを感じつつ、しっかりルミネのステージに立って復讐を果たしているマヂラブにエモさを感じました。
少し前ならマヂラブがルミネはあり得なかったですからね。疎外されていましたから。
ゆにばはもう貫禄というか安心感がすごい。
この人たちって結成当初から何年目だよって雰囲気を出してましたが、それがもう磨かれすぎて芸歴20年くらいの雰囲気になってません?
オズワルドは畠中さんをひたすら🖤(ハート)の目で見てしまった。もう元には戻れません。
そして彼らの漫才はやはり至高です。

あ、しっかり優勝補完計画Tシャツ着て観戦しましたよ。
最推しにブロックされた愚民の鏡でしょ。
「名人に対する問題発言を繰り返したのに2年もの間名人のブロックから逃れし者」
から、
「名人にブロックされたのにゆにばーすに最も金を落としし者」
を、目指して頑張ります。
しばらく劇場は閉まります。
落ち着いたら大宮行きたいですね。行ったことないんですよ、大宮。
大宮でマヂラブとゆにばと共演するタイミングとか狙いたいです。
舞台行くときは、Twitterで告知するので、行ける人はご一緒しましょう。
吐くほどにこすれ合う地下世界

逃走劇、完結。
前の記事にも追記しましたが、最高にリスペクトをしている、かの芸人さんに、ついにTwitterでブロックされましたよ…。
理由は、Tシャツ応援ツイートのコンビ名のハッシュタグの消し忘れでしょう。そこから過去ツイを漁られ、ブロックされたものと思われます。
結局、逃走期間は2年くらいでしたね。その前から、別垢でフォローはしていますが、極力名前を出さずに、狂気じみた彼への思いのたけを呟いていたのは2年くらい。
……でもなんだろう?
ブロックされるや否や、今までブロックされまいと頑張ってきた2年間は何だったんだろう?と思ってしまった。
ぶっちゃけ『ダサいことしてたな』と思ってしまいました。
望まれていない応援と、望まれていなくても止められないファンの傲慢な思いがかみ合うことなどないのに、自分を守ろうとして嚙み合わせようと自分でもがいていたのかもしれないです。
そんな風にみっともなくもがき続ける行動に、『みっともないぜ』と答えを与えてもらった気分でいます。
彼の行動はいつもどんなときでも潔くてやっぱり格好いいわ。拒絶されると同時にいっそう思いは募る。(気持ち悪ッ)
やっぱり自分は自分以外にはなれないので、私も何も変わらずに気持ち悪く応援し続けますし、何も変わらずに拒み続けられるでしょう。
今日は春の時限爆弾を見ますし、明日もルミネに出かけてきます。
ただ彼のTwitterを追いかけることは、まあここを一区切りにやめておこうと思います。よく考えたら、あんまり意味ないし。情報は他から回って来るし。何より本人にお金入らないし。
今までが追いすぎでしたからね。
反省してますよ。本当に気が狂ってました。
コロナが産みし天才
で、話題は変わりますが……畠中さんですよ。
もう、筋トレライブで、めちゃくちゃにハマってしまいましたよ!
『全部自分で自分は誰かで』も、最高なんですが、『あたらしいとうきょう』が特に好きです。
表現がめちゃめちゃピュアなんです。格好つけた、文学的な言い回しとか全くしないの。
「あたらしいとうきょう」 作詞・作曲 畠中悠
今日を終わらせる事に躊躇して明かりをつけたまま横になる
あの時こうしていたらもっと良かったかな眠ってしまえば楽なのにね
たくさんの知らない顔の中に紛れる事でどこか安心している
知らない自分がこの街にいる事で誰かを安心させているのかな
支え合って潰し合って確かめ合って愛し合って
変わってゆく街の続きを見に行こう
またあたらしい朝が来てあたらしい夢追いかけ
あたらしい人とこすれ合いあたらしい東京になる
認め合って憎み合って寄り添い合って重ね合って
変わらないことをこの目で見に行こう
またあたらしい朝が来てあたらしい夢追いかけ
あたらしい人とこすれ合いあたらしい東京になる
またあたらしい朝が来てあたらしい夢追いかけ
あたらしい人とこすれ合いあたらしい東京になる
あたらしい東京になる
オズワルドに関しては、ド新規もド新規ですが、この歌で一気に心を持っていかれましたよ。
畠中さんの、イマイチつかめなかったキャラクターが、一気に輝いて見えはじめました。
北海道出身って言うのがまた素敵ですよね。海の近くです。
素朴でピュアにしかなり得ない環境で育った少年が、東京に来て夢を追いかけて、楽しい思いも嫌な思いもしながら頑張っている芸人さんの、人生ありのままが歌われているのを感じました。
『こすれ合い』という表現がが本当に心にキます。優しい表現ですよね。そこには『潰し合う』とか『憎み合う』とかの意味合いも含まれている筈なのに。
何か人間関係でトラブルになったときに、それを自分の中で穏やかに受け止めたくて真似して使いたくなる表現。
歌の才能はありながらも、こういう風にまっすぐに表現するのを躊躇われる方も多く、格好つけてしまったり、笑いに走ってしまう方もいる中で、芸人さんという立場でありながらこんなにピュアに自分の思いを表現する人を初めて見ました。
もう、物凄い衝撃ですし、知られた事が本当に嬉しいです。
コロナが産みし天才ってのもすごい。これだけのポテンシャルを持ちながら、コロナがなければ大々的にアピールしなかったっていうことですもんね。
本当にすごい人です。
吐くほどにこすれ合う地下世界
と、ここからはちょっと自分語りのような雑記になります。
ちょっとオープンにするのが恥ずかしいのでワンクッション入れます。
続きを読む